若者と語らう時間 ─ そこに、学びが生まれる。

チームSKM 上村です。


先日、新卒1年目の若者2人と話す機会がありました。

彼らとは著名人同士のトークイベントに参加した時に知り合って
歳が離れながらもその素敵な考え方に共感して
2人も私の経験などの話に興味を示してくれたので
延長戦として「オンラインでまた別日に話そう!」
ということで実現したのです。

結果として4時間も話をしてしまいました。

若者からの問いが突きつけたもの

大人としてついつい自分の経験談を押し付けたり
自叙伝を語りすぎるという
悪い傾向に陥らないように注意しながらも
彼らが求めているものにはしっかりと
お伝えさせてもらおうと思いました。

しかしこのオンライン対話は
私にとっても大きな学びとなりました。

それは25歳の彼からの問いでした。

「上村さんにとってカッコいい大人ってなんですか?」
「実績と人望ってどちらがリーダーにとって大事ですか?」

私の中で勝手に「恥ずかしい答えは出せない」という気持ちになったり
また若者からの素直な問いは芯をついていてすごく考えさせられました。


若者から学ぶリーダーシップ

とある大企業勤めの方が言っていた言葉が記憶に甦りました。

「いろいろな人にコーチングをしてもらったけど
1番良かったコーチングは大学院生の子からのコーチングだった。

すごく素直に問いかけてくれて考えさせられました。


人は1歳の赤ん坊からも100歳のお年寄りからも学ぶことができます。

ユーグレナというヘルスケアやバイオ燃料などをしている企業では
以前、高校生をCFO(Chief Future Officer:最高未来責任者)として迎え入れて
未来世代の声を経営の意思決定に反映させる取り組みもされていました。

多くの人には若者や新しい社員には「教える」ものである
という先入観があるかもしれません。

しかし、彼らにしかない感性やアイデアがあるかもしれませんし
最新のものの見方やトレンドに対する知識は
彼らの方が上回っているかもしれません。

そして先ほどのように、染まっていないからこその
純粋な鋭い問いを投げかけてくれるかもしれません。


世代を越えて問い合う場へ

ぜひとも経営者、リーダーの皆さんこそ
若者から問いかけを投げてもらってください。

さんよし会では様々な属性や世代の仲間が共に学んでおります。
そして新たに学生や若者との交流の場もつくっております。