理念策定で悩んでいる方へ(2)

おはようございます。

社長・右腕・リーダー の一体チーム
づくりで、働きがいと業績が両立する
人が輝くNo1企業づくりを支援します。

感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。

会社経営は、旗印に集う人生経営者
を輝かせ黒字にする幸せ増幅業。

このメルマガでは、
そんな、人生経営と会社経営を共に
黒字にするヒントをお届けしています。

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★理念策定で悩んでいる方へ(2)

最近個人事業主の方や、
これから会社を大きくしていこうと
思われている中小企業の方から

理念の作り方について
相談されることが多くなっています。

そこで、私流の理念の作り方や
着眼点を数回に分けてお伝えしています。
今回は第2回です。

昨日も書きましたが、
改めて「理念」を定義しておきたい
と思います。

人によって言葉の使い方は
違うと思いますが、
私は以下のようなものを「理念」
と定義しています。

この定義次第で考え方は変わります
ので、とても大切です。

もっと言えば、定義を明確にすれば、
理念を決めるときに押さえるべき点
も自ずと明確になります。

前提となる当社の定義する「理念」
は、以下のようなものです。

~~ 理念 ~~

1会社の存在理由・目的であり、
 理念実践のために
 会社があるといってもよいもの。 

2日本国の最高法規が憲法とすれば、
 会社の最高規則が理念。
 すべての規則は理念に従う。

3得たい結果ではなく、
 日々、実践するもの。

4それを実践することで、
 働き甲斐が高まり、
 お客様が感動し、
 社会から求められ、
 未来からも必要とされ、
 業績もあがるもの

5判断基準、仕事におけるコンパス
 自分の行動を振り返る物差し

6誰よりも経営者が信じ、最も実践すべきもの

7働く動機になるもの

~~ ここまで ~~

この前提をもとに、
何回かに分けて、色々な切り口で
理念策定で引っかかるポイントを
お伝えしたいと思います。

よくある勘違いとしては、
理念とビジョンの混同です。

理念が、会社の存在理由であり目的である
とするならば、それは未来のことではなく、
今この時にも、それを果たそうとしている
ものでなければいけません。

今はまだ出来ていないけれど
未来には出来るようになっていたらいいなぁ
では理念が効果的に機能しません。

今やろうとしないことは、
未来もやりません。
今、不十分であったとしても、
やることが大事です。

勿論、理念を実践し仕事を続けた
結果として、〇〇な会社になる!
と決めることは、とても大切なことです。

ゴールを具体的にイメージできることは
その達成に極めて重要なことだからです。

これは理念とは別に、
「ビジョン」として定義しています。
日本語にすれば「目標」です。

つまり「理念」が目的で、
「ビジョン」が目標と
言えるかと思います。

もう一つ、よく使う横文字に、
バリュー・提供価値があります。

これは「目的」「目標」の関係で
言えば「手段」です。
手段は変わっていいものです。

実際、事業内容を通した提供価値は
時代の変化と共に変化することも
世の中に多くあります。

例えば、富士フィルムは、
写真フィルムの会社では、
ほぼなくなりました。

以上から、理念を考える時に、
まず日々の仕事の中で、未来にわたり
常に大切にしたいことを考えてみてください。

考えにくければ、
これは絶対に嫌だ!というもの
から考えてみてもいいかもしれません。

まだ来ぬ未来を想像するのではなく、
日々の仕事の中で何を大切にしているのか?
を考えてみることが理念探しの
ヒントの一つになります。

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