2024年度最低賃金引き上げにどう向き合う?

2024年度の最低賃金が全国平均で
時給1054円となることが決まりました。

これで22年連続の増加です。
上げ幅も過去最大の50円。

企業にとって厳しいとも捉えられますが、
大きな挑戦・チャンスと捉えて、
生産性を向上させる絶好の機会とも言えますね。


ところで、最低賃金の引き上げに対して、
都市部の大手企業はすでに高い賃上げを実施しています。

例えば、イオンやニトリなどの大手小売業は、
パート時給をそれぞれ7.02%と6.01%
引き上げているそうです。(0725日経新聞)

しかし、多くの中小企業にとっては、
これほどの賃上げは簡単ではないですが、
泣き言を言っていても仕方ありません。



結局、生産性をあげるしかないわけです。
もっと具体的にいうと人時生産性ですね。

生産性をあげることで、一言でいえば、
働くメンバーの頑張りが報われるようになります。

無駄なコストを減らすことで、
収益を確保出来、人と仕組みに再投資できます。


さて、どんなことができるでしょうか?


■業務プロセスの見直しと改善

1)業務フローを可視化、全部書き出す
2)ECRSの原則で、無駄を排除
3)AI含むデータとデジタル技術活用での
  自動化やプロセス短縮も出来るところはする。
  ※RPAも有効


■働くメンバーのスキルアップ・リスキリング

1)今もとめられる人財像やスキルセットの再定義
2)社内外OFF-JTの活用
3)自己研鑽の推奨と支援
4)適材適所の配置見直しや抜擢


■付加価値の向上

1)顧客理解
2)商品・サービスの見直し
  ※情緒的価値や自己表現価値が効果的
  ※DXによる新価値創造も重要
3)ブランディング
4)マーケティングの改善


■企業再編・統合

M&Aなども中小企業でも無視できない
時代になりました。単純に規模の経済を
追う以外にも、シナジー発揮もあります。



最低賃金の引き上げは、
企業にとって大きな挑戦ですが、
生産性向上を実現する絶好の機会でもあります。
(考え方次第)

この変革期をよき圧力にして、更なる成長を
目指していきましょう。



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