チーミングもっと意識したほうがいい!
私たちの周りでは、働き方もメンバー構成も、
ここ数年で大きく変わってきましたね。
オンラインやテレワークが当たり前になり、
年齢も価値観も経験も異なる人たちが一緒に仕事をしています。
こうなると、いくら優秀な人材が集まっても、
「ただ集まっている」だけでは成果が出にくくなります。
鍵を握るのは、意図的・意識的なチームづくり=チーミングです。
先日、私が社外マネージャーをしている会社で、
掛川市と浜松市の間くらいにある友人のログハウスで、
一泊二日の夏合宿を行いました。
本当はサウナテントや川遊びも予定していましたが、
あいにくの雨(結構な土砂降り)。
結果的に、
結論から言うと、、、
やって非常に良かったのです。
もともと仲が良く、思いやりあるチームでしたが、
それでもさらに深い関係性を築くことができました。
日々の仕事の中では得られない、
相互理解と信頼関係を深める時間になりました。
なぜ、一見非効率とも思える、時間もお金もかけて、
職場でもないところにいき、
仕事の直接的な成果にならないことをするのか?
なぜ「山の中のログハウス+泊まり」のような
非日常空間が効くのでしょうか。
理由はシンプルで、日常の枠組みから抜け出すことで、
普段の役割や固定観念から解放されるからです。
例えば、こんな効果が期待できます。
1. 心理的距離の縮小
役職や部署の垣根を超えやすく、
2. 深いコミュニケーション
夜の雑談や朝食の時間など、自然な会話で
人柄や価値観を知ることができます。
3. 一体感の創出
BBQや薪割りといった非業務タスクを一緒にすることで、
「仲間感」が高まります。
4. 創造性の向上
都会やオフィスの刺激から離れ、
自然に身を置くことで発想が広がります。
今回、ほぼデジタルデバイスに触れませんでした。(
5. 共通の思い出
特別な体験は物語として記憶され、
チームの「共通言語」になります。
私たちは、やもすると、売上や業務効率ばかり
をKPIとして追いがちです。
しかし、これからの時代は「チームとしての質」
こそが成果を左右します。
多様性が高まるほど、信頼と相互理解がなければ、
個々の能力はかみ合いません。
日常の会議やオンラインMTGでは限界があります。
だからこそ、あえて非日常の場を設ける。
泊まりがけで、肩書きや役職を一度脱ぎ捨て、
「人として向き合う時間」を持つ。
これが、これからのチーミングにおいて強力な一手となります。
もし、うちでもやってみよう!となったら、
単なる親睦旅行ではなく「戦略的なチーミングの時間」
として設計してみましょう。
これからの経営やリーダーシップにおいて、
私たちが最も意識すべきは、
人と人とのつながりを意図的にデザインすること。
そのための第一歩として、「非日常+泊まり」
のチーミングを、ぜひ取り入れてみませんか。
この後、私の回の次号・次々号では、
私たちが行った夏合宿2025IN浜松で特に良かった
取り組みを1つずつご紹介します。
** 是非ご参加下さい *******
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