あなたの物語は誰かに影響を与えています

4月7日のメルマガで「呑みーてぃんぐ」の話がありました。
私も参加させていただき、以前から知っているメンバーもいれば
初対面のメンバーもいました。

初めて全員が揃ったらする事といえば、
やはり自己紹介ですよね!

三方未来よしを考えて実践するメンバーの自己紹介は
時間が足りないくらい濃厚なものでした。

今まで歩んできた人生、そしてそこで感じたこと、
その結果、今大事にしている価値観、そのような話もありました。
以前から知っているメンバーも初めて聞く話も多く
私としても得るもの、感じるものが多くありました。

そこで感じた「物語の力」を本日はお伝えしたいと思います。


人が語る「物語」には次のような効果があると考えます。


1,相手を深く知り、関係性が深まる
  今まで知らなかった相手の新たな話を聞くと
  「この人ってそんな人生を歩んできたんだ!」
  「自分と似ているところがある!」
  といった新たな側面を知る事になり、
  相手の事が気になったり、好きになったりします。

  その物語の中に挫折体験や復活劇、そして価値観や人となり
  のような事が含まれるとその効果は更に大きくなります。


2,聞き手の生き方、考え方のアップデートになる
  人の物語の2つ目の効果は、
  物語を話してくれた相手の知らないところ
  つまり聞き手の中にも生まれます。

  例えば、次のような声が心の中で
  発せられているかもしれません。

  「この人は私よりも厳しい体験を
   しているのか、私ももっと頑張ろう」

  「なるほど、彼のあの時の経験談は
   今の自分が直面している困難に近い。
   打破するヒントになるかも知れない!」

  このように聞き手が刺激を受けて
  新たな思考の変化、行動の変化に繋がります。


3,フィードバックをする事で更に関係性が深まる
  呑み―ティングでは自己紹介の後に
  他のメンバーから質問や感想を伝える時間を設けました。

  「そのような経験をしていると知らなかったので、
   今までと印象が良い意味で変わりました」

  「今の話を聞いて、〇〇さんはもっと△△を
   していけば良いと思いました」

  褒められたり、承認される事で、
  自己肯定感が高まる効果や
  相手との関係性が深まる効果はもちろんのこと
  話し手が今までなかった視点も得ることができます。



物語はこのようにたくさんの力を持っています。
歩んできた事実は1つかも知れませんが、
その捉え方は、十人十色です。

関係性が少し凝り固まっていたり、
少し変えたいと思っている方がお近くにおられれば
お酒を飲まなくても食事をしながら
自分の物語を少し開示してみてはいかがでしょうか?