競合の捉え方4つの視点
こんにちは!
佐々木感動マーケティングの雪山さやです。
毎週日曜日の感動経営通信メルマガは雪山からお送りします。
事業開発コンサルの方が言われていた
4つの競合の捉え方が勉強になったので
今日はシェアさせてください。
競合について、自社や自社のサービスに対して
どのくらい近いか・狭いかの順にお話ししていきます。
まず1つ目、
自社や自社のサービスに対して
一番近い競合は「コンセプト自体」が重なる競合です。
顧客・課題・価値・手法まで共通する
自社にとって最も近い存在
「完全競合」とも言えます。
例えば、タクシーの配車サービスUBERにとっての競合は
他の配車アプリです。
次に考えたい競合は「価値」の競合です。
同じ価値を目指す競合で
手法は異なりますが、顧客や課題、価値は共通。
まさに「代わり」になりうるものです。
先ほどの例のUBERで言うと
シェアサイクルやシェアバイクがそれに当たります。
そして次の競合は、「課題」の競合です。
同様の課題を捉えつつも、
異なる価値によっての課題の解決や、
課題の消費を狙う企業やサービスです。
UBERでまた例えてみたいと思います。
配車サービスを利用する顧客は
目的地に移動したい社会人だとします。
その顧客の課題は、
タクシーに乗りたい時に捕まえることができず、
待ち時間が本当に無駄に感じるという点で考えると、
ここでの「課題」の競合は
待ち時間をストレスなく過ごせる
または、意味のある時間にできる
・スマホゲーム
・スキマ学習アプリ
こんな競合が考えられます。
これまで捉えていた「競合」の概念からは少し離れる
ような印象もありますが、
顧客の「課題」にフォーカスすると
これまで認識していなかった企業やサービスも
競合として考えた方がよい場合もあるかもしれません。
最後に、「顧客」の競合です。
同じ顧客や利用シーンで、別の課題を解決しようとしている
企業やサービスです。
直接的な競合ではないものの、
広い意味では競合となりえます。
先ほどのUBERの例を引き継いで、
「配車サービスを利用する顧客は
目的地に移動したい社会人」だとします。
その顧客の課題が「移動時間がもったいない」だとすると
UBERにとっての競合は何になるでしょうか?
ぜひ一緒に考えてみてください。
思いつくところで言うと
・移動そのものをゲームにした「位置情報ゲーム」
ポケモンGOなどがその例ですね
・ウォーキングアプリ
移動そのものに健康維持の価値を付けたもの
色々考えてみるのも面白いですね。
ポイントは、あなたのサービスで解決したい
顧客の「課題」は何なのか?という点です。
新しく事業を開発するときに
どこの競合から顧客をもってくるのか?の
よい視点にもなると感じました。
ぜひ一度整理してみて、
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