特別連載：三方未来よし経営を実現するには？（2）

理念を核とした組織開発と事業開発で
働く人の幸せと、業績向上体質をつくる

三方未来よし経営®のパートナー
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

働く人よし・お客様よし・会社よし・未来よし
の「三方未来よし経営」のポイントについて
一度まとめてみました。

今日から日曜日を除いて全10回にわたって、
それをサポートするプランも含めて
お届けします。

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今日は、第2回です。

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【Contents】三方未来よし経営を実現するには？（2）
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現在の企業を取り巻く環境から考えていきます。

なぜなら、企業経営とは環境適応業だからです。

例えば技術の変化と共に、
飛脚も馬車も観光以外には、ほぼなくなりました。

私が大学生のころ、まだフロッピーディスクは
普通にお店で売っていましたが、今は探すのが困難です。

働き方も社会的要請・価値観の変化と共に変わってきました。
昔、栄養ドリンクのTVCMで「24時間、働けますか？」
というものがありました。
今、このTVCMをやると確実に企業姿勢を疑われますね。

車がステータスになる時代もありました。
今はかつてほどではないでしょう。

私はほとんどいったことなかったですが、
ディスコが流行った時代もありましたね。

こんな例を挙げれば本当にたくさんありますが、
今は、更なる大変革期と言われています。

いくつか代表的なものと、それに対する
企業の処方箋を書いてみたいと思います。

■日本史上初の人口減少時代
・1970年の成人式人口は236万人
　2017年の成人人口は123万人
　半減です。

・近未来、2024年には
　3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」

・相当実現度の高い、人口推計（統計）
　によれば、
　2100年には中位推計で6400万人。
　低位推計だと4600万人。
　関東圏のみの人口くらいになるとも

・人口減少で内需が減るなか、
　税収・社会保障も厳しくなります。
　社会保障は減り、負担だけは増えるかもしれません。
　その時、十分な給料を払えない会社に
　人は残らないかもしれません。

→言うまでもなく働き手は減ります。
　働く人から企業が厳しく選ばれる時代です。
　後継者なし廃業もありますが、
　人手不足の廃業も出てくるでしょう。

■AI革命
・まず、経営者やリーダーで
　この言葉を知らない・聞いたことない場合、
　既に「相当にヤバい」です。
　情報受信アンテナがヤバいです。
　（この機会に調べてくださいね）

・AI革命により、イギリスの702の職業の
　半分がなくなる可能性があると言われています。
　（オックスフォード大学調査：2015年1月調査）

　AI革命により、定型的・反復的業務は
　確実に学習機能をもったIT技術と機械に
　置き換わっていきます。
　
　人でなければ出来ない。または、
　人がやってこそ意味のある仕事だけが残ります。

　AI革命で出来ることを人手で無理矢理
　やっている会社はどんどんじり貧になります。

→このDX含む事業変革を成し遂げるのも、
　人ならではの仕事をするのも、人です。
　どんな人を採用するか？
　どんな人財育成の風土と仕組みをつくるか？
　が勝負です。

■ESG経営という潮流
・まず、経営者やリーダーで
　この言葉を知らない・聞いたことない場合、
　既に「相当にヤバい」です。
　市場の認識に対するアンテナがヤバいです。
　（この機会に調べてくださいね）

以下のようなことが問われる時代です。

E（Environment：環境）
・ 公害問題
・廃棄物問題
・ 資源問題
・生物多様性問題
・地球温暖化問題

S（Social：社会）
・人権問題　：各種差別、ハラスメント
・労働問題　：長時間労働・低賃金労働など
・消費者問題：不誠実な対応

G（Governance：ガバナンス・企業統治）
・企業統治：適切な処理・情報開示・説明責任・情報保護
・公正な事業の問題：談合、過剰接待・・

→簡単にいうと自社の利益のみを
　追求した事業は短期的によくても、
　先行きがどんどん厳しくなります。
　ITが社会インフラになった時代に、
　ごまかしはききません。

以上をまとめると、以下のようになります。

・働く人に選ばれる会社の時代
・お客様、特にファンが多い会社。
・社会にあって欲しいと思われる会社の時代
・これらを実践・再投資できる会社の時代

これは「三方未来よし」の世界です。

三方未来よし経営
・働く人よし：働く人に選ばれ続ける経営
・お客様よし：お客さま・ファンに選ばれる経営
・会社よし：理念実現と3つの報酬が充実させる経営
・未来よし：未来にしっかり投資・恩送りできる経営

言葉を変えれば
「きれいごとを愚直にする経営」
が強い時代の経営はこれです。

そんな会社をどこから作っていくのか？
明日は、「働く人よし」を
一緒に考えていきたいと思います。

PS.
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是非このメールに返信ください。

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