共に働く仲間の存在_その気05
おはようございます♪
社長・右腕・リーダーの一体チーム
づくりで、働きがいと業績が両立する
人が輝くNo1企業づくりを支援します。
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。
会社経営は、旗印に集う人生経営者
を輝かせ黒字にする幸せ増幅業。
このメルマガでは、
そんな、人生経営と会社経営を共に
黒字にするヒントをお届けしています。
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「共に働く仲間の存在」
従業員が”その気”になる時シリーズ_05
いくら社長が勉強しても、
何度も何度も指示しても、
従業員がその気になれないと、
会社は成長していかない・・・
どうすれば、従業員の皆様が”その気”
になって職場で輝いてくれるのか?
をお伝えするシリーズ第4回です。
・・・・
【チェックポイント!】
共に挑戦をのり超える仲間
(戦友)はいますか?
その環境をつくれていますか?
【解説】
私は2000年に大学院を修了し
社会人一年生になりました。
20世紀最後の新入社員です(笑)
そして、研修を終えて、
期待と不安に胸膨らませて
配属された先での初仕事。
それは、俗にいうとっても
ブラックなお仕事でした。
なぜか私に指導員はおらず、
他事業部のチームに一人
放りこまれました。
上司は「じゃあ、佐々木はこの人達
と仕事してねぇ~」と紹介だけ
して居なくなりました。(笑)
クライアントは、
とある企業グループの広告代理店
の経営企画室の方で、
その方のオーダーに基づき
データベースシステムを
納品するというお仕事でした。
この案件は、私の経験不足
(というか経験0の見よう見まね)
も思いっきり出て、
クレームに次ぐクレーム。
毎晩、夜12時を過ぎたら、そろそろ
帰らないといけないな・・・と
思いつつ、もうひと踏ん張りする日々。
クライアントには、襟首掴まれるし、
開発チームのリーダーからは、
「なんでお前のいうこと聞かな
アカンねん!」という板挟み。
途中から毎朝、
悪夢で目を覚ますようになり、
クライアントに近づくと嘔吐まで
するようになったので、
今なら完全にアウト!でした(笑)
それでも、1年ほどの
このプロジェクトで、心折れず、
会社も休まず、多額の社損を出し
ながらもやり切れたのは、
訳があります。
その仕事を一緒にしていた他事業部の、
大阪のおっちゃんを絵に書いたような部長
と、少し癖の強い油絵科出身の4つほど上の先輩。
そして、正直スキル的には新人の私よりダメで
あまり実務的には役に立たないけれど、
一緒に悩み付き合ってくれたヒョロっとした営業課長
と、のほほんとした担当営業の方の存在でした。
正直、しんどかったけれど、
この5人チームには自虐的なもの含め
笑いがありました。
「何とかせな、しゃーない!」と
一緒に愚痴いって、乗り切りました。
その時はただただ必死だったけれど、
今から思えば、この仕事は、
私のキャリアにとってギフトになりました。
その経験で、顧客対応の基本と、
仕事の進め方を肌身にしみて学びました。
乗り切って、1年で一気に4・5年分は
成長しました。即、指導する側になりました。
この4人が居なかったら、
たぶん、早々にリタイアして、
私のキャリアは全く別ものに
なっていたでしょう。
長々と書いてしまいましたが。
何をいいたいか?
つまり「戦友」の存在が
モチベーションには大事ということです。
この戦友的な諸先輩方がいなければ、
私の戦意は早々にくじかれて、
本当にダウンするか逃避したこと
間違いありません。
逆に言うと「孤独」ほど、
やってやろう!という”その気”の
大敵はありません。
楽しそうな仕事でも、孤独だと
つまらなくなる可能性があります。
大変そうな仕事でも、チームが
あれば、それなりに楽しめます。
大変なことも一緒に乗り越えられる
”その気”になる仲間がいる環境を
つくれるか?
いなければ、リーダー自身が
一緒に乗り越える仲間になること。
これはリーダーの重要な仕事だと思います。