コロナ禍の表裏

こんにちわ。

三方未来よし経営(TM)
の目標達成コンサルタント

佐々木千博@元・業界世界一企業の企画職です。

昨日は雪山さんからハイネケンの
コロナ禍での広告キャンペーン
のお話をお伝えしましたが、
これも企画の力ですね。

今日はハイネケンの企画も参考に
アイデアの作り方の視点を
考えたいと思います。

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★コロナ禍の表裏

コロナ禍は是か非か?

こんなことを聞かれると、
勿論、「非」と皆が応えると思います。
私もそうです。

しかし、コロナ禍が新たに
もたらしてくれたものも確
かにあります。

こういうことを書くと、ケシカラン!
と短絡的に反応する人が時々いますが、
事実を受け入れ、よりよい未来を
創っていく姿勢としてはどうかと思います。

全ての物事には、100%白・100%黒
というものはないというのが
私の立場です。

例えば、コロナ禍でビジネスが急伸した
人たちがいます。彼らにとっては
コロナ禍はチャンスになったわけです。

私は少し複雑な気持ちがありますが、
以下のニュースはその代表例ですね。

ーーーー
新型コロナウイルスワクチンの開発
を手掛ける製薬会社のCEOなど9人が
保有資産10億ドル(約1089億円)以上の
「ビリオネア」に仲間入り
https://www.cnn.co.jp/business/35171145.html

ーーーー

コロナ禍で、遅れに遅れていた
日本のテレワークやIT利活用が多少
なりとも進んだところがあります。

会社によっては、テレワークで机に座って
仕事しているふりをしていた人を
あぶりだせたという所もあったと思います。

テレワークで、今までは家庭の事情で
働けなかった人が、働く機会を得られる
といったケースもあります。

オンライン化のチャンスを掴み、
事業を大きく前進させた会社もあります。

勿論、いい面ばかりでなく、
苦境に立って奮闘されている会社もあります。

コロナで亡くなる方だけでなく、
コロナによる経済的苦境で命を断って
しまった方も居られることと思います。

人も亡くなっており、
無理に白黒つければ、私もコロナは黒、
なかった方が良かったとなりますが、
それをいっても、起きた過去の事実は
変わりません。

ピンチをチャンスにするには、
事実を受け入れ、
この二面性をしっかりみることです。

ハイネケンの話でいえば、
空いているお店が減りました。
逆にシャッター露出時間は増えました。

そのシャッター露出時間が増えた
ところに着目したから、
ハイネケンの企画は出来ました。

飲食店でも、コロナ前はさっぱりだった
立地の悪いお店が、宅配サービスを
積極活用し劇的に業績を伸ばした例もあります。

ここでは、
路面店の有効性は減ったけれど、
オンライン店舗の有効性は増えた。
それを活かしたお店が成功したということです。

コロナ禍では、
あるところの需要は減り、
あるところの需要は増えました。

2020年度のGDP(国内総生産)は、
実質伸び率がマイナス4.6%で、
リーマンショックの時以上の落ち幅
となり総需要は減りましたが、

減ったものを嘆いても仕方ありませんので、

減った半面、増えたものはないか?
需要がどう移動したか?に着目して、
事業の再構築を進めていきましょう。