着手することの大切さ
先日、ご縁を頂いて8年ほどになる、ベストホーム様
のベンチマーク研修会を主催させていただきました。
結論として、開催して本当に良かった!です。
チームSKMの他のメンバーも触れると思いますが、
今回は、岡山で30年前に起業されたところから
お話頂いた藤本社長の話がとても面白く、
そして勉強になったのでシェアさせていただきます。
一言でいうと、
『経営者の歩んできた人生や思想・哲学が
企業のありように大きく影響する』
という言われれば当たり前に感じるかも
しれませんが、それを体感しました。
~~ 大切な補足 ~~
こうやって言葉にすると、そんなこと当たり前、
知っているよという人が、必ず出ます。
私的には、ガッカリです。
1)言葉尻で知っている、分かっているつもり
2)頭で理解し、自分の言葉で説明できる
3)感情をともなって理解
4)自ら実践しだしている
5)自ら実践し、成果にしている
これらは天と地ほど違います。
私の今回のメルマガのレベル感としては3)を
少しでもお伝え出来ればというものです。
ベンチマーク研修会を手間暇・時間かけて
開催し参加を強くオススメするのも、
1)2)を 3)4)と引き上げて欲しいからです。
~~ ここまで ~~
ベストホームは、岡山で30年前に起業され、
今は人生100年応援企業として理念に
基づいて多角的に経営を展開されています。
▼ベストホーム▼
https://besthome-oka.co.jp/
https://www.besthome-reform.
最初にしっかり時間をつかって、
藤本社長から起業の経緯から
今に至るお話を伺いました。
もともと藤本社長は証券会社に
勤務されていました。
結婚後に義理のお父様から
「取引先で経営が厳しい会社を何とかしてほしい」
「せいちゃん、やらない?」
といったことを提案されたそうです。
最初はびっくりされたようですが、
義父の
「商売は始めてから変えていけばいい」
という言葉に背中を押されたそうです。
実際に、義父の生き様、事業展開がまさに
それを体現されていたそうで、
藤本社長も全くの素人から
未知の建築業界へと飛び込まれます。
そして会社の再建に着手した彼は、
自身も営業マンの経験があるので営業もし、
大きく状態を改善します。
しかし同時に、業界の杜撰な慣行や約束不履行の多さ
平たくいうと「いい加減さ」に失望したそうです。
この経験が独立創業「ベストホーム」
につながっているんですね。
「お客様の喜びが私たちの喜びです」という理念も、
業界の悪習から顧客を守るという強い決意の表れ
だったようで、30年近く経った今でも大切にされています。
この「まず動き出す」ということがなければ、
何も始まらなかったのです。
再建に関わらなければ、業界の問題には気づかなかったし、
業界の問題に気づかなければ、その後の
「ベストホーム」起業もなかったわけです。
そして、「ベストホーム」起業後も、色々な
お客さまの不安、不満、不便・・・
「不」を発見される度に事業の改善や新規事業
の開発を行い、今にいたるということになります。
言葉で伝えられることは、
あまりにも少ないな・・・と実感していますが、
一端でも伝われば幸いです。
そして、また機会作れればと思っていますが、
言葉やTVで知った気になるのでなく、
現場から感じ考えて欲しいと思います。