現代の読書習慣にオーディオブックのススメ
チームSKMの池原です。
今日は読書の話をしたいと思います。
皆様は普段から本を読んでいますか?
普段私は、平均すると週に1冊は本を
読んでいると思います。
おそらくこのメルマガの読者の方は向上心の高い方が
多いので私と同じぐらいの分量ではないかと推察します。
令和5年の文化庁のデータによると
「1か月に1冊も本を読まない人」が62.6%
いらっしゃるようです。過去5年ごとの推移では
その割合は40%前後で推移していたことを踏まえると
現代人の読書離れは進行しているようです。
普段通勤などで電車に乗っていると
スマホでSNSやゲームなどを
やっている姿を見るので、原因はそこにもあるでしょう。
そのデータではやはり高齢の方ほど本を読む割合が
高く、可処分時間の確保と、活字文化に親しんできたこと
がその理由にあるようです。
これをビジネスパーソンに焦点を当てると
月に1冊以上読む割合は57.6%。
月に3冊以上読む割合が24.2%と一般の人と
比べて上がります。
さらに管理職となるとこの割合がさらに上がり
おそらく読書がキャリアアップやビジネススキルの
向上に不可欠であると認識されているからでしょう。
さてここからが本題なのですが
私がおすすめしたい読書習慣がオーディオブック
です。
私はAMAZONのAudibleという月額1500円の
サービスを利用していますが
個人的には非常に満足度が高いです。
最近読んだのが山崎豊子さんの”不毛地帯“
という小説で、単行本にすると全5巻で
ページ数にすると約2400ページ。相当な分量ですが
音声データとしては90時間。
1日1時間聞いても
3か月ですからこれも相当な量ですが
個人的には移動時間や家事の時間などに
聞くことで無理なく読むことができました。
仕事の関係上、普段読む本は
ビジネス本が多いのですが、ビジネス本は
オーディオブックとのあまり相性が良くありません。
理由は、ビジネス本は表やデータのページが多く
オーディオブックでは表現できないからです。
そういう意味で主にビジネス小説を読んでいます。
プロの声優の方が読み上げる文章は臨場感があり
とても表現力が豊かで作品に没入できます。
池井戸潤、喜多川泰、松本清張などが好きです。
オーディオブックのもう一つのメリット。
目を休める効果。
現代人は目から情報に頼りすぎて、負担をかけすぎて
いるので、デジタルデトックスという面でもお勧めです。
読書は、単なる娯楽にとどまらず、知性や感性を磨き
豊かな人間性を育むためのメリットがたくさんあります。
皆様の読書習慣に、オーディオブックによる
読書体験を一度試して見られてはいかがでしょうか。