AIによる議事録革命~Notebook LMのご紹介

チームSKMの池原です。

今回は会議で使う議事録作成を効率化する
AIを使った議事録術について取り上げていこうと思います。

普段の会議において議事録はとっていますか?
重要な会議の場合、とっている会社がほとんどだと思います。

議事録の目的として、ただ会議の内容を記録し
関係者やチームメンバーに内容を共有するだけではありません。

例えばプロジェクト会議などの場合
その議事録が次のプロジェクトを行う際に
役立つこともあり、会社のノウハウの蓄積ともなります。

また人それぞれの情報認知レベルを補正して
会議参加者全員の情報のインプットを一定に保つ役割もあります。

他の副次的効果として
”会議参加者が全員で下を向きながらメモをとっている“
こんな会議での光景はありませんか?

そのような会議では全員がメモを書くことに忙しく、能動的に
参加することはできません。軽いメモ程度にとどめる分には構いませんが
議事録用の記録はAIに任せて、今行われている会議に積極的に
参加できる環境を整えていきましょう。

私自身、最近驚いたことがZOOMやGoogleMeetなどの
オンライン会議ツールが自動的に会議内容の議事録を
取ってくれる機能があることです。

このオンライン会議ツールの一番のメリットは
ツール側で誰が発言しているかを認識できている点です。
それにより、誰がどのような発言をしたのかが明確になり
音声がはっきりと記録されるため誤変換が少ないこと
だと思います。

これからお伝えするNotebook LMを用いた方法は
AIが”発言者が誰なのか”を特定できない点が唯一の難点となります。
しかし、1時間の会議の内容を議事録にまとめる場合は
通常は1時間ぐらいかかると思いますが、AIに議事録の叩き台を
作らせてから臨めば、約15~30分で終わると思います。

議事録自体の作成は、価値を生む作業ではありませんので
効率化できる部分はどんどん活用していきましょう。

ではやり方ですが
まずボイスレコーダーを用意します。もちろん性能が良いもので
あるほうがいいのですが、私が使っているものはネットで3000円
でした。用意するものはこれだけです。

1.会議を録音する
2.Notebook LMにアップロードする
3.”この音声の議事録を作成してください“と命令する
以上になります。

これである程度の精度の議事録が作成できます。
あとは、手直しをして全員に共有すれば完了です。
Youtubeなどにやり方の動画もありますのでぜひ気になる方
ご覧ください。

これからの時代は人がやっても、AIがやっても
性質の変わらないものは、AIに代替させ
人にしかできないことに注力していくという姿勢が
求められると思います。

皆様の会社の会議の質が高めるために
参考になれば幸いです。