フィルターバブルにご注意を

チームSKMの池原です。

参院選の投票日が7月20日に近づいてきました。
街中や、テレビでもその話題で盛り上がってきています。
特に最近はYoutubeやSNSでの選挙広告やショート動画な
で良く目にする機会も増えました。

普段何気なく触れているその情報は
もしかすると、かなり偏った情報かもしれません。


フィルターバブルという言葉はご存じでしょうか。


フィルターバブルとは「インターネットから得る情報が
自分と同じ意見や趣味のものばかりになり、異なる意見や
他の意見に気付きにくくなる」現象のことです。

まるで泡の中にいるように同じ情報ばかりに囲まれている
ことからフィルターバブルと呼ばれています。

多くのSNSや動画サイトでは、普段あなたが見ているサイトや
動画の閲覧履歴が自動的に分析され、関心のありそうな情報を
優先的に表示する仕組みになっています。

これは便利な一方で、気が付くと似たような情報ばかりに
触れてしまい、非常に偏った意見を持ってしまうことに繋がります。

先ほどの選挙の例でいうと、一度ある候補者の動画を見ると
その候補者に関係するような動画が次々にオススメされてきます。

そうなると、その意見が多数派であるかのように錯覚したり
偽の情報や古い情報が本当であるかのように感じたりする
といった危険性があります。


選挙においても危険ですが、これは日常生活においても
気をつけておかなければいけないと感じています。

なぜなら、様々な情報が溢れる中で
偏った情報に触れ続けることで、偏った考えに
なってしまったり、自分にとってより大切な情報に
触れる機会を奪ってしまう可能性があるからです。

みなさんも出来ればバランスの取れた考えを持っていたいと
思っていますよね。

ではフィルターバブルを回避するために
どのようなすればいいのか。

色々と調べましたが
簡単で有効な方法は、残念ながらありません。
それぞれがフィルターバブルという
言葉を知って、自身で色々な情報ソースを
活用するというのが、一番の対策法です。

ただ中々、そんなことを普段から出来ないという方。

以下の3つを試すと一時的には
フィルターバブルを回避することが可能です。

1.ブラウザをプライベートモードにする
これはGoogleならシークレットモードを使うやり方。
各ブラウザごとにこの機能があります。


2.テレビや本、雑誌を利用する
私も普段テレビはあまり見ませんが
朝のニュースだけはNHKを見るようにしています。
本に関しては本屋さんに行ってどんな本が
店頭に並んでいるかを見るだけでも今の話題が分かります。


3.SNSで複数アカウントをもつ
これは、SNS自体が共通の関心を持つ人が集まる場ですので
フィルターの設定を変えてしまうと、わざわざSNSを使っている意味が
なくなるという意見はあります。
そのため、フィルターをかけるより、別のアカウントを
持って、そこでメインアカウントと違う人をフォローすることで
異なる意見に触れることは出来ます。


上記の方法は、あまり有効とは言えませんが
このような選挙期間中などは、特にフィルターバブルに
陥っていないか考える機会していただければと思います。

そして7月20日にはぜひ投票に行きましょう。


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