Google”Gemini”の進化が凄い~大切なことに時間を使うための生成AI術

チームSKM 池原です。


先日商工会議所で”業務効率化に繋がる生成AI活用”と
いうテーマでセミナーを行いました。

私は生成AIの専門家でもありませんし
IT知識に自信があるわけでもありません。

そんな私がこのテーマを行おうと思ったキッカケがあります。

それは、ある士業の集まりでの話。
普段から生成AIを仕事に活用していた私が
どう活用しているか、自分では当たり前だと
思っていたことを話をすると

「そんなことができるですねー」
「だったらこんなことに使えるかも」
との声を頂いたからです。

自分では特に優れた活用法だと思っていなくても
他の人には様々な気づきになる。
だったらこの内容を事業者の方に伝えたら
喜ばれると思ったのです。

ただ、生成AIの専門家でない私が
どういう切り口で話をするかを悩みました。


<何のための効率化なのか>

そのときにたまたま”さんよし会”で
長坂養蜂場さんのツアー振り返り会をやったのです。

その場で司会を務めていた私が
長坂養蜂場さんの「ぬくもりと効率」という
行動指針について説明すると、善人社長から

「今の説明は少し違います。
長坂養蜂場では、ぬくもりの量を多くすること
を重視しています。ただぬくもりを
込めるには時間がかかります。
だから効率を重視し、ぬくもりに使う時間を
捻出しています」

と、なるほどと深く心に響いた言葉でした。

そのときに中小企業診断士として
生成AIの話をするテーマとして
「会社にとって本当に大事なことを
やるために生成AIで業務効率化をしましょう」
とテーマを決めると
生成AIの専門家でない私が話をしても
辻褄が合うと思ったのでした。


<実際の会の模様>

実際の会では、最初に”7つの習慣”の
時間管理のマトリクス図を使って
「会社にとって大事なのは”第二領域”(重要度は高いが緊急性は低いこと)です」
という話から始めて、

一方で
”第三領域”(重要度は低いが緊急性が高いこと)
をAIに代替させましょうと伝えました。


今回、私が説明で使用したのは
GoogleのGeminiです。

参加者の方にアンケートを取ると
約8割はChatGPTを使用していました。

AIとしての知名度、性能ともに優秀なAIですが
私は、ビジネス利用にはGeminiが良いと
考えており、セミナーでは以下の項目について説明しました。

・GeminiとChatGPTでの利用料の違い
・メールを使う場面での効率化テク
・構想からスライド作成まで、AIを使ったやり方
・議事録や社内FAQ作成を効率化する方法
・自分自身のカスタムAIの使い方 etc..

これらをGeminiの機能である

Deep-Reasearch(深い情報収集)
Canvas(プログラムコード生成)
Gem(カスタムAI)
NotebookLM(パーソナルデータベース)

の使い方を説明しながらお伝えしました。

受講後は
「今までChatGPTしか使ってなかったがGeminiを使いたい」
「会社の業務効率化のアイデアが浮かんだ」

などのご意見を頂き、受講後の個別相談の
ご依頼も複数頂くことができました。

この生成AIの活用法については
近いうちに”さんよし会”でもしっかりと
皆様にお伝えしたいと考えています。


<Geminiが大幅アップデート>

私がセミナーを終えて、ほぼ1週間ほどで
このGeminiが「2.5→3.0」へメジャーアップデート
されました。

これにより以下のような機能が追加され
さらにGeminiの使い勝手が向上しております。

・NotebookLMにスライド作成などの機能が追加
・画像生成の能力が大幅進化(スピード・精度)

このアップデートを通じて感じたのは
今まで人がやっていた仕事がさらに
AIに代替されていくことです。

・プログラマー
・デザイナー、写真家
・士業
・モデル

私のもつ中小企業診断士も他人事ではありません。

もし、Geminiが使えるなら
Canvasという機能をオンにして
「天気・タスク・ポモドーロタイマーが入った
ダッシュボードを作って」とプロンプトを
打ち込んでみて下さい。

2~3分ですぐに使えるダッシュボードが
完成します。これは本当に凄まじいので
ぜひ試してみて下さい。


<生成AIを学ぶにもさんよし会>

さんよし会では、人がイキイキ働く会社を
作ることやまたそんな会社を引っ張るリーダーを
育成するなど、デジタルよりアナログ、また
効率より手間をかけるようなイメージがありますが
生成AIを積極的に活用するチームも
目指しています。

冒頭の長坂養蜂場の言葉
「ぬくもりと効率」。
大切なことに時間を使うための効率化」
これを実現するための生成AI活用。
このことを自分自身としても
チームとしても意識した活動を行っていきます。

ぜひ、生成AIを学びたい方もさんよし会に
ご参加いただきたいと思います。


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イキイキ働きたいカッコイイ大人のベースキャンプさんよし会」
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