忘年会で気づいた「人生(ライフ)中心の働き方」(佐々木感動マーケティング:SKM-2585)
チームSKM 吉田です。
今年も忘年会シーズンがやってきました。
12/3の日経新聞の記事に「若者6割 職場飲み会不要」
とありましたが、
私は年の瀬の交流は単なる親睦の場ではなく、
他者の生き方に触れ、自分自身を
見直す機会でもあると思っています。
先日参加した忘年会で、以前勤めていた会社の70代の
先輩方と久々にお話しする機会がありました。
その内容が、私にとって
「ライフ(人生)中心で生きるとは何か?」を
考え直す大きなヒントになりました。
【夫婦で楽しむ「人生のスタンプラリー」】
ある先輩は、定年後の生活が現役時代とはまったく異なる
ものでした。
「まずプライベートの予定を先に入れる」スタイルで
過ごされているそうです。
ゴルフ、家族旅行を優先的に固定し、
空いたところに仕事を組み込むスタイルです。
ここで改めて思うのは、先日の上村さんの
ブログにもあった「ワークライフバランスの
原点」です。
流行語や造語に振り回されるのではなく、
自分自身の基準で『仕事と生活の調和』を
定義することが大切だということです。
先輩のライフについては、都道府県の県庁を巡り、
スタンプを集めながら名所やグルメを満喫し、
6~7年かけて計画的に47都道府県を達成されていました。
「健康」、「お金」、「時間」が
揃わなければできない旅ですね。
それを夫婦で力を合わせて実現している姿に、
ウェルビーイングを感じました。
さらに、
その先輩は「全国一宮巡り(御朱印)」にも挑戦中で、
104か所のうち70か所を巡り終え、
残り34か所を5年ほどかけて回る予定だそうです。
夫婦で同じ地図を見つめ、達成を積み重ねていく
姿はまさに人生のスタンプラリーのように
感じられました。
【一人旅で自分と向き合う生き方】
もう一人の先輩は、一人旅を好まれていました。
旅先での体験を仲間と語り合い、
お遍路を一人で歩む姿は、孤独ではなく
「自分自身との対話」を
楽しむ生き方が感じられました。
「自分と向き合う旅」の価値を改めて感じました。
【スタンプラリーが人を夢中にさせる理由】
先輩方の話を聞きながら、
子どもが夢中になるスタンプラリーの
光景を思い出しました。
(大阪万博、子供向けイベント、ラジオ体操など)
これらにはちゃんと心理的仕組みがあります。
・収集欲:空白を埋めたい。
(スタンプ帳の空欄を埋めたくなる)
・達成感:一つずつ成功体験が積み重なり、
自己肯定感が高まる。
・冒険心:ポイントを探す行為が「小さな冒険」
となり、ワクワク感を生む。
これは大人にもそのまま当てはまります。
スタンプ帳を片手に、少しずつ前へ進むプロセスが、
人を元気にし、モチベーションを高めてくれます。
【経営者・リーダーに必要な視点】
忘年会で感じたのは、
「人生の充実は”仕事”だけでは完結しない」
ということです。
遊び、挑戦、交流が人の心を満たし、
前に進む力になります。
経営者やリーダーが組織づくりでできることは何でしょうか。
・小さな達成感を生む仕組み
・挑戦できる場
・人とつながる機会
これらを設計することが、社員のウェルビーイングを高め、
結果として組織の持続的な成長につながります。
【2025年の最初のスタンプをご一緒に】
人生も仕事も、スタンプラリーのように
「目標を持ち、達成を楽しむ」ことが
心を満たす力になります。
あなた自身の2025年の“最初のスタンプ”は、
どこに押されるのでしょうか。
もし迷いがあれば、さんよし会で一緒に
スタンプ帳を開いてみませんか?
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