AI時代でも後悔しない人の「判断のしかた
チームSKM 中川です。
今日も、ゆるーくやってまいります。
どうぞよろしくお願いします。
前回、AI時代の「判断」についてお伝えしました。
今回は、判断する「人」に焦点を当てていきたいと思います。
皆さん、会議における議事録作成って、いかがされていますか?
私はもっぱら、AIレコーダーの力を借りて、
音声データから、
このようにAIが選択肢を提示し、
”なんとなく”最適解を示してくれる時代になりました。
にもかかわらず、
「判断が難しくなった」
そう感じている人は、
むしろ増えているように思います。
私も、AIが出してくれた選択肢に対し、
アレもいいなコレもいいな…
これはちょっと違うな…
う~ん、迷う…というシーンが出てきました。
それはなぜでしょうか。
答えはシンプルです。
“なんとなく最適解”は、正解とは限らないからです。
■ 共通点(1)判断の前に「立ち止まる時間」を持っている
AIは即答します。
でも、いい判断をする人ほど、
すぐには決めません。
・状況は本当に見えているか
・見落としている人や言葉はないか
・この判断を、あとで自分は誇れるか
ほんの数分でも、
この「間」を持てるかどうか。
この「間」というのは、それまでにその課題に対し、
費やしてきた時間を表すのかもしれません。
それがあるゆえに、
軽率に判断できないといったほうが正しいと感じます。
■ 共通点(2) 「感情」を排除しない
「感情的になるな」
これ、経営や仕事で、よく聞く言葉です。
こうした言葉も。
「クール・ヘッド、ウォーム・ハート」
19世紀の英国の経済学者アルフレッド・マーシャルが提唱した、
冷静な分析力と人間愛(情熱)の両立を求める理念。
このように、
いい判断をする人は、
感情を“消す”のではなく、
むしろ、”手がかり”として扱っているように感じます。
・なぜ、モヤっとしたのか
・なぜ、引っかかるのか
・なぜ、少し怖いのか
こうした感情は、
人とのつながりの中で
過去の経験から生まれ、
現在を直視しながら理解することで、
未来から届けられる小さなお知らせともいえます。
この感情を無視しない人は、
後悔の少ない判断をしているように感じます。
■ 共通点(3) 「誰かの顔」を思い浮かべている
AIは、
ネット世界にある事象を参考にして、回答を作るため、
無難に全体最適を優先しているように感じます。
一方で、
いい判断をする人は、
必ず、「誰かの顔」を思い浮かべているように感じます。
・この判断で、誰の役に立つか
・誰の手間が増えるか
・実際に会話した時に納得感があるか
この“顔が見える判断”が、
信頼感という感情を生みます。
それは、もちろんネット上には存在しないもの。
AIには到底できない判断であるといえるでしょう。
■ 共通点(4) 「迷っていること」を隠さない
意外かもしれませんが、
いい判断をする人ほど、
迷っていることを言葉にしているような気がします。
「いや、ホンマに難しいな・・・」
「正直、どうするか迷っているんだよね」
「AIがいうほど簡単じゃないんだよね」
そんな一言が、
周囲の知恵や経験を引き出し、
全体としての判断の質を上げていくのかもしれません。
迷いを見せられる人は、
判断力が弱いのではなく、
判断に誠実な人だと感じています。
■ 共通点(5) 判断のあとに「引き受ける」
そして最後に。
いい判断をする人は、行動します。
行動したことで、その結果がどうあれ、
決めたあと、後悔をしないと感じます。
つまり、
うまくいっても、
うまくいかなくても、
それはどっちでもいい。
「自分が決めた」
そうやって自分自身の判断の結果を引き受けます。
AIの提案を使っても、
仲間の意見を使っても、
決断の先に生まれた結果に対する責任まで渡さない。
この姿勢が、
人をついて行きたいと思わせるように感じます。
そのような人が周りにいらっしゃいますか?
ぜひ、観察してみてくださいね。
■ AI時代の「判断力」とは
これからの判断力は、
情報収集力や情報処理能力ではありません。
これまでに申し上げてきた
人としての「あり方」です。
物事に対して、
どう向き合い、
どう迷い、
どう引き受けるか。
そこに、その人の価値がにじみ出ていくように感じます。
これは時代がかわろうが不変ですね。
■ 最後に、問いを一つ
最近、あなたが下した
「少し迷った判断」は、何でしょうか。
その判断をするとき、
誰かを思い浮かべたでしょうか。
その繰り返しが、私たちの判断力を培ってくれるように感じます。
こうした「判断のあり方」は、
一人で考え続けるより、
言葉にして共有する場がある方が、
確実に磨かれていきます。
さんよし会は、そういった場であり続けたいと考えています。
今日も、三方未来よしで。
それではまた。
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