インスタントじゃダメなもの

おはようございます!

組織を共感自動の
マーケティング集団にすることで

高い働き甲斐と業績を両立する
感動経営コンサルタント 佐々木千博です。

今、安岡正篤「先哲講座」
という本を読んでいます。

これは先哲(かつての賢者)
の言葉を引用して解説した
本ですが、

しばし、そちらから引用して
考えたいと思います。

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学に進むに漸あり。
速やかに成らんことを
欲するなかれ。

唯循環として
やまざれば
即ち遂に必ず得ることあり。

既に学んで三年、
間断なくんば即ち
必ず得る所あるなり。

南村梅軒
※安岡正篤「先哲講座」より引用

―――――

速成(インスタント)に
走るな!ということですね。

VUCAと言われる時代、
腰を据えていたら
時代・環境が変わってしまう

という観方も勿論あります。

が、「不易流行」でいう
「不易」変わらぬもの。
根幹の部分。足腰の部分。

経営であれば、人間観・人生観
事業観、生き方などは、
速成など出来ません。

「不易流行」の「流行」。
これは今まで以上に、
拙速を尊ぶ姿勢が不可欠
ですが、

根幹・足腰がふらついて
いる状態で、流行ばかり
追いかけても、

一時は良いかもしれない
が永続しない、または
右往左往するばかりです。

深くコツコツ学び体得する
 と
走りながら考え改善する

どちらも並行する必要
がありますが、不易の方が
忘れがちです。

今一度、
なぜ事業をしているのか?
なぜ仕事をしているのか?

定期的に、生き方や三観
(人間観・人生観・事業観)
に立ち返り、また学び体験し、
深めたいものです。