VUCA時代の採用ポイント3箇条
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「さんよし会」主催の佐々木千博です。
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VUCA時代の採用ポイント3箇条
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戦略の失敗は、戦術で補いがたし。
採用の失敗は、育成で補いがたし。
※「採用の失敗」=「育成は無理」ではなく、
「補うのが難しい」ということなので、
そこは誤解なきよう
ですが、
日本で起業し、多国籍展開して、
人種、言語、性格、文化的背景がバラバラな中
での採用をしてきて、事業を成功させた
外国人の方のネット記事でなるほどなぁ~
と思ったものがあるので、私の解釈も交えてご紹介します。
要は、「日本人なら」とか「アメリカ人なら」でなく、
これからのVUCA時代(不安定・不確実・複雑で曖昧な時代)
に求められる人財像の本質的ポイントと
私も感じました。
いうまでもなく、日本語が上手いとか
一切関係ありません。
その方曰く、狙い通りの人材を採用するために
以下の3つの要素を見きわめることに
フォーカスしたそうです。
(1)内発的動機付けできるか?
力を発揮しやすい環境づくりは会社・社長の
仕事だけれど、内発的動機付け(自らをモチベート
する力)するは本人しかない。
内発的動機付けできない人には、
本人も事業も成長に
莫大な間接コストが掛かり上手くいかない。
(2)問題発見&解決できるか?
前例も模範解答もない時代、
問題があるのが普通で当たり前。
問題を見つけ、解決策を出して、行動・改善
をスピーディーに出来る人。
行動レベルで指示されたことを
やれるだけの人ではものたりない。
(3)不確実性への耐性がある
先を見通せないと不安で動けない人は
候補から外しているそう。
ジャングルでは、動かずじっとして、
猛獣をやり過ごし、助けを待つのも策だけれど、
ビジネスの世界ではじっとしていたら確実に死ぬ
のはハッキリしている。
とのこと。
専門知識や業務遂行スキルはあったほうがいい
けれど、それは後でいくらでも習得できる
(学習能力を担保する基礎理解力は前提です)
ので、さほど心配していない。
しかし、最高の知能でも、
(1)内発的動機付けできず、
(2)問題発見&解決できず、
(3)不確実性に耐性がない
人は役に立たない。
多少知能が薄くても、(1)(2)(3)を
兼ね備えてハードワークできる人の
方がいいと、この方は言っていました。
納得ですね!
私の実感としても、合っていると思います。
どうやって、そういった人材を見きわめるか?
については、以下のような方法をとっていたそうです。
面接中に、明確な答えなんかない、
かなり難しい事例(ケース)を出す。
プレッシャーが掛かる短時間でその場で
どう対応するか説明してもらう。
(実際の自社の課題を出すのもあり)
解けるか解けないか?でなく、
(1)(2)(3)をそこから見抜こうと
するそうです。
たしかに、志望動機を聞いても、
特に(2)(3)は、あまり分かりませんね(笑)
(1)内発的動機付けできるか?
(2)問題発見&解決できるか?
(3)不確実性への耐性
想いや志、人柄も大切と思いますが、
上記3点もしっかり、みていきましょう。
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