さんよし会登壇での学び

チームSKMの池原です。

8月26日のさんよし会にて
「経営理念に連動した組織作り」という
テーマで勉強会を担当しました。

このテーマは以前某大学のオンラインセミナー
で1時間半という時間で話をした内容を
さんよし会に合うようにワークショップを
挟みながら進める形でまとめなおしました。

お忙しい中、参加頂いた皆様
本当にありがとうございました。

今回はそのさんよし会での発表経験について
感じたことを述べたいと思います。

以前にもオンラインのセミナーは
経験しているので緊張はしませんでした。
ただ今回はブレイクアウトルームを使うので
こちらは自身にとって初めての経験でした。
心配していると、SKMメンバーのタカピーが
サブでその役目を担ってくれ、メインの進行に
集中することができました。

会が始まってすぐにワークを入れました。
皆さんが持つ経営理念に関することを
共有してもらうというものでしたが
集まっていきなりのワークについては
少しハードルが高かったかもしれません。

皆さんがブレイクアウトルームで議論して
いる間、裏方では
「ワークのお題をチャットに張り付けたほうがいい」
「ルームに入って、どんな議論がされているかを
聞いて、全体共有の場でフィードバックしたらいい」
などアドバイスを頂きました。

普段、参加者としては気づくことができない
観点を主催者側で経験するのはとても有意義でした。

その後も、参加者の皆さんのレベルが高かったことに
助けて頂き、ワークでそれぞれの知見を共有することが
できました。発表頂いた内容は私自身が
気づかなかった視点も多くあり、私がメイン講師で
ありながら、私が一番学びを与えて頂いたように
思います。

会が終わった後
SKMメンバーからフィードバックをもらいました。

その際に良い点と悪い点という視点ではなく
“Good、もっと”ということで
良かった点と、もっとこうすれば良くなった点
ということで前向きな振り返りの方法でした。

良かった点としては
・スライドが見やすい
・話し方は聞き取りやすい
・ワークの後に、解説するという形は理解が深まる
・自分の意見だけでなく、客観的なデータを示している
など

もっとこうすればという点としては
・ワークで出た意見にフィードバックをする
・発表者を講師側から指名する
・説明の時間よりリアルな参加者との交流を
 大切する
など

この中で「理念浸透のデメリット」として
理念に共感できない人が会社を辞めてしまう
という意見がありました。

少し考えてみて頂きたいのですが
理念に共感できない人が会社を辞めるのは
デメリットなのでしょうか?

そのような意見が出たときに
私は、たしかにそのようなデメリットがある
と意見に納得し、話を進めました。

しかし、終了後のフィードバックで
佐々木さんから
「人が辞めるのは短期的にはデメリットだが
会社が理念を実現するためには
長期的には必要なプロセスではないか。」
との意見がありました。

この意見に私はハッとさせられました。
たしかにそうだと。
このことを知識としては知っていたし
頭では分かっていました。
ただその場で、その意見が出てこないのです。
つまり、とっさに意見できなかったのは
その知識が「血肉化」されていなかったからです。

知識を実践に活かすためには
経験の中で意識的に学んでいく必要があります。
つまり、学ぶだけでなく、実際の場面で
実践していくこと。

また、これが佐々木さんが普段言われている
「一学一践」の重要性なのだと理解しました。

この他にも多くのフィードバックを頂き
本当にメンバーに感謝していますし
良い仲間だと実感しました。

7月半ばぐらいに、さんよし会での登壇の
打診を頂きました。
その時に手を挙げて本当に良かったなぁ
と思いました。

今までは観客席で応援していたものが
実際に試合に出場する感覚です。

打席に立つことで見える景色が変わる。
考えることも変わる。本当に良い経験と
なりました。

さんよし会では
「みんなが先生であり生徒である」という
モットーがあり、誰でも講師を務める
機会を提供しています。

これを読んでいる皆様にも
この感覚を感じていただきたい。
そして、是非ご参加頂き
学びを共有し、みんなで成長して
いける場にしていきましょう。

次回は9月9日(火)
タカピーのコーチング&ヒューニングの
最終回となります。
今までの総集編となり、一度で
多くの学びを得られる会になりますので
奮ってご参加下さい。


** 是非ご参加下さい *******

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