コーチが気付かせてくれた「観る」ということ
チームSKM 経営コンサルタントの上村です。
昨日のメルマガでは佐々木さんが
岡山での研修の場面での私の言葉を取り上げてくれました。
チームで活動をしていますと
このようにお互いが知らない知識や経験を共有して
吸収できるのが我(々)ながら良いなと改めて思います。
私も佐々木さんから多くの事を吸収させてもらっています。
このように自組織にも人から学ぶことは多くあるのではないでしょ
さて、本日のメルマガは昨日のこととも少し繋がってきます。
今日は「観る」と言外の情報の大切さについてお伝えします。
「観る」は「見る」とどう違うのでしょうか?
「見る」は日常的な一般的な視覚による認識を表し、
「観る」注意深く、
昨日の佐々木さんのメルマガでも
上司の部下への接し方として
以下のことが挙げられていました。
~~~~~~~~以下引用~~~~~~~
私たち経営者やリーダーが
できることは何でしょうか?
(中略)
4.積極的な関心を示す
部下の小さな変化や努力に気づき、
具体的にフィードバックしましょう。
「見ているよ」というサインを送り続けることです。
5.自分の態度能力に気を配る
自分の見た目、表情、仕草、声色、行動などの
非言語情報が部下に与える情報量を舐めてはいけません。
他の人からフィードバックもらったり、
自分でも出来るだけ客観視して、改善しましょう。
~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~
このように言外の情報は非常に多くのことが伝わります。
それを察知する能力を磨いていきましょう。
ここからは私の体験談です。
私にはコーチがいまして月1回
コーチングをしてもらっています。
ここでいうコーチングというのは
問いかけや提案をしてもらい
目的達成や行動変容を起こし、
成果を高めるような関わりです。
そしてこのコーチが観察のプロなんです。
先日のコーチングで私は過去の棚卸をさせてもらいました。
そこでは幼少期や学生時代の様々な出来事も振り返りました。
その中で中学生時代にクラスメイトに言われた言葉が
自分の頭の中に今も残っている話をさせてもらいました。
当時の私は勉強は学校内では出来た方なのですが
人見知りもあり、
中学生は残酷ですね。
そんな私に対して
悪気はあったのかなかったのか
「上村って、勉強出来なかったら友達になろうとは思わんよな」
というような事を言われました。
彼については口が悪い人間という認識はあったので
そんなに傷つきはしなかったのですが
私にとっても図星だったので今でも頭の中に残っています。
その話をコーチにした時に
「私は全然傷ついていないし
今もそれが引きずっていて
自分をブレーキしていることはない」
ということを伝えました。
その時にコーチからこう言われたのです。
「上村さん、傷ついていない、引きずっていない
と言ってましたが、その話をする時、顔が笑っていましたよ。
笑いながら、
笑うことでその事実から少し避けていませんか?」と。
自分では気づいていませんでした。
ハッとさせられました。
こういった過去の出来事から出来上がった思い込みをビリーフと言
それが自分の行動を制限してしまうことがあります。
これは今日のメルマガの本題ではないので
また別途取り上げたいと思います。
このように私の言葉と表情のギャップを捉えて
クリティカルな問いとフィードバックをしてくれたおかげで
深いことに気付くことができました。
そのコーチからは以前にも
私が「楽しんでいる」
というような言葉を発した時に
「今、楽しいと言っていましたが、
それまでのトーンから少し落ちた気がしましたが
何が上村さんの中で起こっているのでしょう?」
というようなことも言われたことがあります。
このコーチは本当に私の表情、声のトーン、
背景、今までに聞いてきたストーリーなど
総合的に私を観て、感じたことを伝えてくれています。
そんなコーチを私は信頼していますし、
彼女になら何でも話ができると思っています。
部下のことを本気で考えて観ると
色々なものが見えてくるかもしれません。
このようなギャップも見えてくるかもしれません。
そんな時、このメルマガのコーチの言葉も参考に
一言かけてみてください。
部下は「観てくれている」というふうに感じるだけでも
「3日で見抜いた」
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