SDGs Goal.8「働きがいも経済成長も」で出来ること
SDGsへの取り組みは、持続可能な社会を
未来の子供たちに残す事業者・大人の
責務の一つです。
そして大企業よりも中小企業の方が
一歩踏み出すことはずっと簡単です。
今日は、Goal.8「働きがいも経済成長も」
で、できることを考えたいと思います。
コロナもあり、AI革命もあり、
同一労働同一賃金の推進、
働き方革命、人生100年時代の働き方と、
働き方の大変革期に差し掛かっている
ことは、誰もが感じていることだと
思いいます。
ここでは、短中期的に確実にやってくる
AI革命の観点で、「働きがいも経済成長も」
考えたいと思います。
AI革命を端的に感じられるサービス
として、「Google Duplex」があります。
「Google Duplex」はAIが実店舗や
予約センターに電話をかけて、
人間を相手に会話をし、予約を取り、
その結果を報告してくれます。
まるで一昔前のSF映画のようなサービスです。
お店側がAIで受けることも出来る模様。
▼「Google Duplex」の動画▼
https://kakakumag.com/pc-smartphone/?id=14264
AIの自然言語処理ロジックは進化する
一方で、文脈理解が進み、長く複雑な文章
も対応できるようになりました。
今後も、進化することはあっても、
悪くなることはありえません。
私なんかは、英語の習得はあきらめて
AIの進化にかけているタイプの人間ですので、
うれしい要素の方が多いですが、
「働く」という観点では、
そう簡単なことではありません。
AIがほぼ人間並みにやってくれる。
会話がそうなると、単純なPC作業の置き換え
など、ごくごく簡単なレベルの話です。
故に、AI革命によって、
・決断し責任を負う仕事
・クリエイティブな創造的仕事
・肉体的な仕事(ロボットより人が安いもの)
だけになってしまい、二極化が
進むのでは?という話もあります。
こんな時代に、
さて人は何をすればいいのか?
働くというのは、お金を稼ぐ以上
の意味があります。
人にしかできないことは何か?
また、あえて人がやってこそ
素敵なことは何か?
を各社で考えていく時代だと思います。
私は、少なくとも、「働き甲斐改革」は
各社取り組む必要があります。
皆がそれぞれの個性と長所を活かして
・人でしか出来ないこと
・人がやった方が素敵なこと
をやっていくためには、
「働き甲斐」「主体性」がマストです。
仕事はもともと、
「自分も他人も幸せに、
未来も豊かにする活動」です。
経済成長のために働きがいを
何とかするというのは本末転倒で、
「働き甲斐と成長」を両輪で回したいものです。
そのために、どんなことができるか?
これについては、私の本職でも
ありますので、今後もメルマガの
中で折に触れて発信していきますが、
皆さまも是非考えてみてください。