相手の欲しいものと自分のあげたいもの
こんばんは!
佐々木感動マーケティングの雪山さやです。
毎週日曜日の感動経営通信メルマガは雪山からお送りします。
今日は、書籍
『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』から
『相手の欲しいものと
自分のあげたいものの違い』について
組織のリーダーにとっても
示唆深い事例だと感じましたので
そのエピソードを紹介します!
・・・
最近結婚した友人。
友人は、結婚祝いにほしいものを
ウィッシュリストとして公開しているとします
あなたならこのウィッシュリストから
プレゼントを選ぶでしょうか?
それとも、独自の贈り物をするでしょうか?
アメリカでは
受け取り手がほしいものを贈れるよう
また、贈り物が重複しないよう、
合理的なシステムである
ウィッシュリストを使うことが
しばしばあると言います。
私の周りでもAmazonの欲しいものリストを
外部に公開して引っ越し祝いを
受け取っている人がいました。
ある晩、著者アダムグラントの妻が
友人への結婚祝いの品を探していました。
彼女はウィッシュリストにはない
何か別の心のこもった贈り物をしようとしていました。
「友人はきっと特別な贈り物を喜んでくれるに違いない」と、
彼女は言いました。
しかし、著者は数年前のことを思い出しました。
数年前、自分たちが結婚祝いをもらったとき
周りの人がリストから選んだ品ではなく
独自に選んだ品が届くと
妻はそのたびがっかりしていたのです。
妻自身、その当時明確な欲しいものがあり、
それ以上気に入る品がないと思っていたからです。
自分が受け取る側だったら
リストにある品がいいと思うのに
なぜ、贈る側になったら独自の贈り物をしたがるのか?
不思議なジレンマですね。
このようなことが起きてしまうのは、
受け取る側がリストに載せた品を
どれだけいい!素晴らしい!と思っていても
贈る側は、その品の価値を低く見積もっている
からだそう。
ハーバード大学で行われた調査からも、
「他人の視点から見る」と言っても
たいていの人は自分のものの考え方から出ることはなく
「この場合、私ならどう感じるだろうか?」と
自問する傾向があることがわかっています。
人を真の意味で助けるには
自分のものの見方の【外】に出なければならない。
誰しも自分の「ものの見方」を持っているので
それを相手に合わせることはとても難しいことですね。
それはひとつ仕方のないことだとしても、
仕事や私生活の場面で
「相手の希望や願いを、
自分のものの見方で低く見積もっていないか?」
自分に問いかけたいと思います。
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