やる気に頼らずタスクをこなすコツ

チームSKMの池原です。

私は普段、平日は外で仕事をしていて
休日に溜まった書類整理やこうした執筆などを
家で行っています。
昨日は中々やる気が出ずに、締め切りのある
仕事から逃げて、山積みになっている
過去の書類のデータ化をしながら一日を
過ごしていました。

その作業自体は緊急度は低いものの、やるべき
作業だったので良かったのですが
本来やるべきタスクに手がつけられなかったと
いう後悔は残りました。

このようにやる気が出ないときにどうすればいいのか。

今回はやる気が出ないときの対処法について
皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

今回、大平信孝さんの本
「やる気に頼らず“すぐやる人”になる3つのコツ」
という本の内容に触れながらお伝えしたいと
思います。

やる気が出ないときに、面倒な作業に取り組むのは
中々大変です。特に、家に居て作業をしていると
ついつい、SNSやYoutubeのショート動画の沼に
ハマって、最低10分は抜けられません。

自分が好きなこと、やりたいことなら、
自然に行動に移すことが出来るのでしょうが
「面倒なこと」「やらなければならないこと」と
なると後回しにしがちです。

そういったときにどうするか。

この本では4つのコツを教えてくれます。

1.前日に少し着手する

これは私も感覚的に共感できます。
後回しにしていたことに全部やりきるのは
大変。だからこそ、やらずに避けて
後回しになっているともいえます。
面倒なタスクに取り組むハードルを下げる
ためにも、前日に少しだけやっておく。

「全体の作業内容の把握だけやる」
「必要な資料だけ集める」
「一番取り組みやすいところだけやる」
など工夫することで、次の日に格段に行動に
移しやすくなるのでしょう。


2.見えるところに資料を置く

これも1.に似ていますね。
目に見えるところにあると
自然と資料を見る機会が増えます。
後回しにしていると、意識的に触れない
ようにしてしまうものですが
敢えて自分から意識していこうという
のがこのやり方となります。


3.脱完ペキ主義

これは私も大のファンである
コンサルタントの和仁達也さんが
よく使う言葉です。
最初から完璧を目指そうとすると
面倒になって途中で挫折してしまう。
完璧を目指さず、楽な気持ちで
取り組んでみる。これも最初に着手
するまでのハードルを下げる手法です。


4.場所とアンカリングする

自宅では集中できないがカフェに行くと
集中できるという方は多いのではないでしょうか。
執筆はカフェ、作業的な仕事はリビングと
いった感じで、場所と取り組み内容を
アンカリング(条件づけ)することで
スムーズに行動に着手できるという手法です。

さらに「10秒アクション」という
手法も紹介されています。

これは10秒あれば出来ることを考え
「まずは10秒だけやってみる」という
方法です。例えば
「資料のページをめくる」
「パソコンの電源を入れる」
など、10秒だけなら出来ると始めてみると
意外とそのまま行動し続けられることも
ありそうです。

著者の大平さん曰く
やる気のメカニズム的にも
「やる気があるから行動できる」のでは
なく
「行動した後にやる気が出る」といいます。

だから、やる気が出るのを待ってもダメで
まずは行動すること。これが大事ということです。

普段やるまでにダラダラと過ごしている時間。
休憩と称して、ショート動画を見始めて
そこから気づいたら大幅に超過している時間。

ちなみにショート動画を見た内容で
心に残って翌日も見る経験ってありますか?(笑)
それぐらい別に無くてもいいものだと思います。

このような非生産的な時間をいかに少なくして
作業の効率化を図り、アウトプットの質を
高めていくか。

ひいては本当に自分が大切にしているものに
費やす時間を増やしていきたい。

それは仕事以外にも家族との時間、趣味の時間
もあるでしょう。
やる気に頼らず、なりたい自分になる。
そうやって人生を充実させていきたいものですね。

次回のさんよし会では
中川さんのコーチング&ヒューニングの
最終回として、今回の内容とは
アプローチは違いますが
アンカリングなどを使い
「なりたい自分になれる」方法を
紹介してくれます。

9月9日(火)20時からぜひ皆さまご参加下さい。


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