2026丙午の年を、どんな年にしますか?

チームSKM 佐々木千博です。

年初最初の私の回ですので、2026年を干支(かんし)
から今年の展望を紐解いて考えてみたいと思います。


■「干支」って何?

そもそも「干支」って何?
という方も居られると思うので、簡単に説明しますね。


「干支(えと)」は、年・月・日・時を表すために用いられてきた、
東アジア由来の暦の考え方です。

「動物の名前がついた12年周期のもの」と思われがちですが、
実はもう一段、奥があります。

一言でいえば、
「森羅万象の流れを、60年周期で捉えるための知恵」
でしょうか。

●干支マメ知識(1)
干支は十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の組み合わせ

十干 :甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸(10種類)

十二支:子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥(12種類)

 

この10と12の最小公倍数が60で、60通り(=60年周期)になっています。

これを「六十干支(ろくじっかんし)」と呼びます。



●干支マメ知識(2)

いわゆる「えと(動物)」は十二支

子(ねずみ)・丑(うし)・寅(とら)…

は、十二支を覚えやすくする後づけです。

もともと十二支は「時間・方角・季節」を表す記号でした。
時間でいえば、「草木も眠る丑三つ時」の丑ですね。



●干支マメ知識(3)

使われてきた理由

干支は単なる暦ではなく、

・時間の循環を捉える

・自然のリズムと人の営みを重ねる

・世代・時代の節目を意識する


といった、東洋的な世界観や智慧なんですね。

たとえば、
60歳=「還暦」は 生まれ年の干支に「還る」という意味ですね。


以下、正確には旧暦で見るべきなのですが、
ここではざっくり2026年としてお伝えしますね。
(私がこの東洋哲理の研究者ではないですし、諸説あると思います
 未来を予想するものでもありません。ご参考までにお楽しみください)

 


■2026年は「丙午(ひのえうま)」年を考える

2026年は、60年に一度の「火」のエネルギーが
極限まで高まる年です。

1.「火」が重なる時、時代は激変する

干支学において「丙(ひのえ)」は太陽のような陽の火、

「午(うま)」もまた真昼の火を象徴します。
この二つが重なる2026年は「火に油を注ぐ」ような
強烈なエネルギーが渦巻く年です。

過去の丙午年は?

・1906年(明治39年): 鉄道国有法が成立。バラバラだった私鉄が
 国家という一つの炉に統合され、重工業化へのレールが敷かれました。

・1966年(昭和41年): 戦後最大の好景気「いざなぎ景気」が始動。
 ビートルズが来日し、若者文化が爆発。
 一方で出生数が25%も激減するという、統計史に残る異常事態が発生。

 

共通項は、「既存の常識が焼き払われ、新しい巨大エネルギーの噴出」です。
安定や現状維持とは対極にある、激動のサイクルです。



2.2026年に待ち受ける「3つの火」

2026年はどんな年になるでしょうか?
私の予測も含めて。


●「人手不足」で現場に火がつく

人手不足倒産や後継者不在廃業というのが
ニュースになって久しいですが、倒産や廃業も増える
「選別」の年になるかもしれません。


●「インフレ」の火

「火」は上昇する性質があります。
賃金上昇とコスト高騰が重なり、金利も上昇。
借入コストも増大する可能性があります。
収益力・財務安全性の低い企業は、
早い対策を考えたいところです。


●生成AI・デジタル技術の火勢が強く

1906年が鉄道(物理インフラ)の統合なら、
2026年はAIやデータ活用が更に大きく進む年です。
旧態依然としたままの企業は、火に負けます。


3. 防火ではなく、発火点に成ろう!

「火」を恐れるのではなく、自らが「火元」となり、
前例や慣れを焼き払って、新しい創造の年にしましょう。

2026年は、中途半端な改善や改良より変革の年です。
「攻撃こそ最大の防御」です。

これまでの成功体験、時代遅れの商習慣、
非効率な組織構造、古いスタイルへの忖度…
それらを自らの手で創造的破壊をする絶好の機会です。


■2026年の「点火」ポイント

「なんとなく現状維持」が最も危険。
意図的に火をつける(変革する)べき点と
して考えるポイントをあげたいと思います。

1. 事業ポートフォリオの「焼却」と「再編」

事業の見直しを一度しませんか?
事業・取引の勇気ある撤退と、生まれたリソースを
人財投資、AI投資や高付加価値事業への集中に振り向ける。
そのために、まず外部環境分析・自社の現状分析を
しっかりとしましょう。

→戦略、事業計画策定。商うフィールドはずれていないか?


2.「価格決定権」の獲得

インフレ(物価上昇)圧力、コストプッシュを
価格転嫁できない企業は、そのまま利益が燃えて消えます。
「原材料費が上がったから」という受動的な値上げではなく、
「付加価値が上がったから」という能動的なプライシング
できる会社を目指しましょう。

→マーケティング、お客様が本当に求めているものを提供

3.生産性の倍増

日本の生産性が低いこと、特に中小企業の生産性の低さ
は昔から有名ですが、これを爆上げする必要があります。
少子高齢化・国内市場縮小・AI革命の時代に
今のままでいいというのはあり得ません。
幸い生成AIなどにより、中小企業のデジタル革命も
非常に敷居が低くなってきています。
1.2倍程度の改善でなく、2倍・3倍の変革を目指しましょう。

→オペレーション変革、生成AI活用やDX推進はマスト


4.人と組織のリボーン

事業を創っているのは「人」です。
大変革の時代に、明治初期の「武士の商法」と同じような
ことをやっている場合ではありません。
人を大切にするなら「今のままでいいよ」ではなく、
「変わろう!」とリスキリングの背中を押し、その機会を創ることです。
学習する組織文化がないなら、その文化を創っていくべきです。

→リスキング・学習し続ける組織作り


5.「異能」「出る杭人財」の抜擢

「尖った人材」こそが、閉塞感を打破するキーマンです。
多様性を活かすことです。
平均的な優秀さやバランスの良い秀才君を育てるより
突出した才覚(と欠点)を持つ人材を
思い切ってプロジェクトリーダーに据えるのも良いかもしれません

突出できる環境と、突出を評価できる組織づくりも大事ですね。

→多様性・個を尊重し、一人一人が本領発揮する経営




上記5点、いずれも、御社の環境・状況に応じて
一緒に考えさせていただくことが可能です。

少し一緒に考えて欲しいという方はご連絡ください。
1月11日(日)中までのご相談に限り、一回ZOOMにて
無料コンサルティングさせて頂きます。



PS.デジタル革命・生成AI時代に改めて必要性が
 増しているスキルの一つが、ロジカルシンキングです。
 MBAなどでは最初の最初にやる必須科目。
 これは、全ての仕事の足腰ですが、より一層大切です。
 年初最初のさんよし会は、このロジカルシンキングを
 生成AI動画も使って楽しくトライします。
 ぜひご参加ください。

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イキイキ働きたいカッコイイ大人のベースキャンプさんよし会」
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