大型投資で不安な時には

おはようございます!

会社は、ホカホカ・ワクワク、
お役立ちのテーマパーク。

あなたのビジョン実現を
支援する 感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

昨日は、仕事の時間を段取りして
夏休みの娘をプールに
連れて行っていました。

プールに行くのが何年ぶりか?
分からないくらいの久しぶり
でしたが、楽しかったです。

さて、今日は少し前に
ある社長から相談された事を
紹介したいと思います。

大きな投資をしたが・・・

少し前に、ある社長から
こんな相談を受けました。

曰く、

『大きな設備投資に着手した。
中長期の会社の発展を考えると、
必要だと確信している。

しかし、この投資を本当に回収
していけるのか不安 』

といった内容でした。

この設備投資の段取り、投資後の
営業計画等はどうなってますか?

と聞くと、
いつ頃に、〇〇をして、
いつ頃に、△△を推進して、
と、すらすらと答えて頂けます。

投資前後のイメージはしっかり
できているようです。

でも、何となく不安だという。

2つの要因

不安の要因について、
2つのことをお伝えしました。

一つは、

“本当に計画通りなるだろうか?”と
考えるのでなく、

“計画通りに、そうする、そうなる”と
決めてしまう方がいいということ。

“計画通りになるだろうか?”という
問いには、上手くいかないイメージ
が内包されています。

人は潜在意識には逆らえないので、
そのイメージが自分の言動を
マイナスに引っ張るリスクがあること。

―――

二つ目は、

その時々のアクションや様子は
分かるが定性的なので、
状態を数値化・見える化しましょう
ということです。

具体的には、

未来の売上計画と費用計画、
キャッシュフローを月単位で
見える化することを勧めました。

数値化することで、どれだけ
売上を確保する必要があるのか?
具体的になり、行動計画も明確になる。

圧縮すべき費用も明確になる。

会社の生命線であるキャッシュ
の見通しを早い段階で把握する
ことで漠然とした不安がなくなる。

具体的になれば、なるほど、
不安という漠然なものでは
なくなっていく。

不安を課題という具体的なもの
に変換できるということです。

――――――――――――――――

『幽霊の正体見たり枯れ尾花』

幽霊と思っていたものは、
枯れたススキだった。

恐れられている人や物の実体が
つまらないものであること

といった意味ですが、

良く分からないから、怖い、不安
ということは、よくあること
だと思います。

怖い・不安な時こそ、
グッとその不安に光をあてると、
課題が明確になり不安は減っていきます。