「惜しい質問」と「いい質問」

おはようございます♪

人とチームの生産性革新を通して

頑張りが報われる会社
=“働き甲斐”と“業績”のダブル成長会社

更には、何かでNo1を目指す会社を支援する

感動経営コンサルタント 佐々木千博です。

昨日は、「質問」の力で、
コロナ禍中での「悩み」を「思考」
に変換していきませんか?

ということを書かせて頂きました。

人は、質問されると、
そのことについて自然と考えてしまう
という特性があるので、
それを上手く活用するのです。

ところで質問にも、脳みそが
いい知恵も見つけてくれる「いい質問」
となかなか頭が回転しない「惜しい質問」
があります。

惜しい質問例⇒いい質問例
の順でいくつか列挙しますね。

あくまで例なので、あなたの仕事
の内容や状況によって質問は変わります。
その点だけはご容赦ください。

――――――――――――――――
●質問が大きすぎると、アイデアが
バラつき過ぎてしまうので、実効性ある
アイデアにたどり着くのに時間がかかります。

惜しい
・売上を上げるために何をすればよいか?

良い
・今、売上に貢献できる商品は何か?
・客数の落ち込みをカバーする方法はないか?
・客単価を上げるには、何をすればいいか?
・何度も買ってもらう為に何ができるか?

――――――――――――――――
●質問の切り口を変えると、
色々なアイデアが生まれることがあります。

例えば、キャッシュを何とか確保したい時、

惜しい
・売上を上げるには、どうすればよいか?

良い
・利益を残すには何をすればいいか?
・収益性をあげる足かせになっている
 業務は何だろうか?
・原価率を下げるには、何ができる?

――――――――――――――――
●枝葉の質問を、より本質的で、波及効果
の高い質問に変換する。

惜しい
・このチラシを魅力的にするには?

良い
・商品のオファー(提案内容)
を魅力的にするには?

――――――――――――――――
●漠然とした質問を、
行動レベルの質問に変える。

惜しい
・この新商品、なぜ売れないのだろうか?

良い
・この新商品を買う理由、買わない理由
を調べて、改善するには何ができる?

――――――――――――――――

「成果の出る質問」を出すというのは、
突き詰めれば、相当に奥深いことですが、

本当に鍵となる「成果の出る質問」を
見つけられれば、半分は解決したような
ものです。

まったくアイデアや答えが
出てこない「質問」は多くのケースで
「惜しい」質問です。

いきなり答えを探すのでなく、
いろいろな質問を探してみてくださいね。

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