共感的に傾聴するために

三方未来よし経営(R)のビジョン達成を
社風・人財開発と
MVPマーケティング(TM)で支援する

(株)佐々木感動マーケティング
佐々木千博です。


★今日のCONTENTS★

1|共感的に傾聴するために

2|【YouTube】新入社員との関わり方


 1|共感的に傾聴するために



日曜日のメルマガで、

「7つの習慣」の第5に関連して、
以下のようなことを雪山さんからお送りしました。


~~ 日曜メルマガ引用 ~~
★「共感による傾聴」とは?

Lv.5【共感による傾聴】とは具体的に何を
することなのでしょうか?


相手の身になって聞くというのは、
「本当に相手を理解したいと思って聞くこと」だと
書かれています。


相手の目で物事を眺め、
相手の見ている世界を見ることで、
相手の気持ちを理解することができます。


言葉の意味だけではなく、
どんな様子で話しているか
目と心を使って感じ取ることが重要です。

~~ 引用ここまで ~~


たしかに、この通りとは思うのですが、

ではどうすれば、
「相手の目でものごとを眺める」のか?
というのが、実は非常に難しいことと
思っています。


最近「アンコンシャス・バイアス」という
言葉が少し流行っているようですが、

自分が持っている色眼鏡を外すことが
そもそも難しいし、一定の限界があることと、

相手も同様に色眼鏡を持っていて、
それを相手も明確に理解・言語化出来ている
わけではないということがあります。



なので、結論として、
「相手の目でものごとを眺める」
「相手を本当に理解する」

ことは不可能だと私は思っています。

もっと言えば、「相手を本当に理解した」
と思うとすれば、それは傲慢だと思っています。


「相手を本当に理解することなど
 出来ないと知りつつ、
 それでも相手を理解しようとする姿勢」


こそが大切だというのが私のスタンスです。



その上で、「共感的に傾聴する」
私が実践しようと具体的に心がけけていること
(いつも出来ているとは言えません)は、
以下の2点です。


おまけで、心地よい関係を築くコツ1つと
合わせて3点、お伝えします。



●相手の背景を出来るだけ知る、知ろうとする。

人それぞれに、育った環境や経験は異なります。
それを出来るだけ知ろうとすることです。
同じ言葉でも、背景によって意味が変わります。

例えば、私は関西人です。
関西人にとっては「アホやなぁ~」は親愛表現
の場合がありますが、「バカだなぁ~」は文字通り
バカにされている感じになることが多いです。

関東の方は「アホ」の方がショックを受ける、
ダメージが大きいと聞いたことがあります。

実際は、こんなに単純ではないですが、
パーソナルな環境や経験(その時の感情含む)
で、言葉が内在する意味が変わります。

初対面で詳しく背景を知ることは難しいですが、
「この方は、どんな背景で話をしているのだろうか?」
と想いを馳せることはできると思います。

それだけで、寄り添う姿勢に半歩近づきます。


●相手の関心に、関心を向ける

相手を見るのでなく、相手が関心を向けていること、
相手がこだわっているポイント、
相手が求めているものは何だろうか?

これを意識して聞きます。

そして相手の関心事が分かれば、
その関心事に自分も関心を寄せて聴くようにします。


相手の前に立って、相手を見るのでなく、
相手の横に立って、相手と同じものを見ようとする。

「星の王子様」の著者、
サンテ=グジュベリの言葉に

『愛はお互いを見つめ合うことではなく、
 ともに同じ方向を見つめることである』

というものがありますが、このイメージです。



●意図的に、よい方に曲解する

これは「共感的に傾聴」することではないですが、
心地よいコミュニケーションのコツです。

相手の粗を見つけてやろう。
相手を言い負かしてやろう。

そういう前提が聴く側にあると、
まず会話は上手くいきません。

二つの解釈が想定される場合、意図的に
善意・美点の色眼鏡を選びます。


例えば、「しっかりしてよ!」と
少し厳し目に言われたとします。

悪くとれば、相手は私のことを出来ない人
と決めつけている。私を叱責している!

良くとれば、
相手は私を気にかけてくれている。
私を応援してくれている。

と、とれます。

この場合、どちらか分からないとすれば、
強引に「後者に違いない!」
と勝手に決めつけるのです。

「好意の返報性」というものが
心理学にありますが、
後者の姿勢でいれば、相手も後者よりに
なってくることもあります。





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 2|【YouTube】新入社員との関わり方
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もうすぐ新入社員が入ってきます。
受け入れ態勢は整ってきていますか?

江戸時代末期の農政家 二宮尊徳翁は、

「可愛くば、5つ数えて3つ褒め、2つ叱って良き人となせ」

といいましたが、新入社員への関わり方一つで、
早期退職にも、未来のエースにもなっていきます。

新入社員に限りませんが、
人を育成する上で大切にしている
基本的な関わり方について解説しています。



詳しくは動画をご覧ください。



▼動画▼
https://www.youtube.com/watch?v=61p_saW_dns

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