長期プロジェクトが推進力を持つために

今回は、長期プロジェクトを成功に
導くための推進力についてお話しします。

私には小6の娘がいるのですが、
彼女は行きたい学校があり、そのためにお盆も
夏期講習など頑張って通っています。

11才の子供なので、当然、モチベーションが
下がる時や、宿題をキチンと出来ない時や、
弱音を吐いたりすることは当然あります。

ありますが、それでも、1年以上頑張って
やっています。後、半年、悔いがないように
頑張って欲しいと思います。


ちなみに私も中学受験組でした。

が、言われるがままに塾に行っていただけで,
あまり頑張った記憶がありません。
そして、見事に受験失敗して、
最寄りの公立中学に行きました。

あまり悔しかった記憶もなく、私の
中学受験はその程度のものだったのだなと思います。

中学生の私と、娘で何が違うのか?
というと、目的意識の違いだと思います。

私は、親に言われるがまま。
娘は、自分の好きなことがあって、
大学でやりたいことがある。
そのためも含めて行きたい学校がある。

当時の私に、爪のアカを煎じて飲ませたい(笑)


短期的なプロジェクトなら勢いで一気に
やることも出来ますが、
長期ではそれだけでは難しいです。

明確な目的があると、人は長期間にわたって
努力を続けることができるものですね。



目的意識が推進力になる

組織においても同様で、メンバーが長期的な
プロジェクトに対して持続的なモチベーション
を保つためには、強い目的意識が不可欠です。

この意識が組織全体に浸透することで、
個々のメンバーが自らの役割を理解し、
プロジェクトに対して主体的に取り組むようになります。



SMART目標の活用

そこで、効果的な方法の一つとして
「SMART目標」があります。
有名なので、知っている人は知っていると
思いますが、活用できていますか?

知っていると活用できるは天地の差があります。

SMARTは、
・Specific(具体的)
・Measurable(測定可能)
・Achievable(達成可能)
・Relevant(関連性)
・Time-bound(期限付き)

の頭文字を取ったものです。
この要素を満たす目標をもつことで、
プロジェクトやメンバーの目標が
より具体的かつ達成可能なものとなり、
メンバーの頑張りが結果に結びつきやすくなります。


具体的なアプローチ

例えば、あるチームが新しいシステムの導入
を担当している場合、システム導入の最終目標を
明確にするだけでなく、

導入プロセスにおける各段階での
具体的な目標を設定することが重要です。

これにより、進捗状況を測定しやすくなり、
チーム全体が一丸となってプロジェクトを
推進することができます。

長期的プロジェクトの場合、長期SMART目標
だけでなく、中間SMART目標を設定することが効果的です。

先の娘の受験でいえば、塾のクラス替えや模擬試験ですね。



提案

あなたの組織でも、長期プロジェクトにおける
目標設定の方法を見直してみてはいかがでしょうか。

メンバーが何のために働いているのか、
その目的を共有し、SMART目標を設定することで、
組織全体が一丸となって成功を目指すことができるはずです。


今回の記事が、皆様のプロジェクト推進に
少しでもお役に立てれば幸いです。


PS.
この内容についての個別相談も受け付けています。
一人で考えると進まないことも、人に話すことで
整理されることもあります。

お気軽にご相談ください。

 

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