「できない」はない

私たちの周りには、すぐに「できません」
「無理です」と口にする人がいます。


理由ももっともらしく「前にこういうことがあったから…」
「〇〇だから…」と添えられたりします。

けれど本質はただ一つ、「できない」という意識に
とらわれているということです。


その「できない」の意識こそ、
自分の成長にブレーキをかけていますね。

言葉に出していなくても、心の中の小さな声、
インナーカンバセーションで「できない」と
つぶやいてしまう癖があると、可能性を狭めます。



実際に、こんな会話を友人のFacebookで見ました。
以下、固有名詞などだけ修正して
ほぼ、そのまま紹介します。

シーンは、母親と子供のWさんとの会話です。


~~ 加筆修正の上、引用 ~~

私は「できない」って言葉が嫌いなんだ。

“できないちゃうやろ。どうやったらできるかやろ。”

と思ってる所がある。

自分はできないって言いたくない。
「こうならできます」、「ここまでならできます」というようにしてる。

で、Wは私と似てるし、勝手に同一化させてるんだと思う。

他人にはしょうがないよねと思うけど、
自分の血が流れてるからできるはず!と勝手に思い込んでる。

で、Wに

「お母さん、できないって言葉嫌いやねん。」

っていうと、

「できひんっていうてへんやん。やりたくないっていうてるねん。
 だってな、私にできひんもんなんかないやろ?」

と私に言う。

そうやろ?私らにできひんもんはないやんな。

昔から「できひん」って言うなら
「やりたくない」って言えって言うてたな。

で、さっきは”やりたくない”って言うてたらしい。

耳おかしいわね、私。

「まぁ、終わったことやからええやん」

というW

そーね、という私。

 

くりそつ親子。


~~ ここまで ~~


このやりとりには、大切なヒントがあります。

それは「できない」と言う代わりに、
「どうすればできるか?」に意識を向けること。


他にも、例えばこんな言い方に変えてみるとどうでしょう?


こうすれば、できます。

ここまでなら、できます。

いつまでなら、できます。

この条件なら、できます。

(やりたくない!はオッケー。)

 

つまり、主体的に選択肢を持つ言葉に置き換えるのです。

さらに言えば、「できない」は未来を閉ざす言葉ですが、
「まだ成長の途中です」「挑戦の余地があります」
「工夫のしがいがあります」などに言い換えれば、
未来を開く言葉になりますね。


私たちリーダーにとって大切なのは、
自分自身のインナーカンバセーションをどう整えるかです。

もし心の声が「できない」と言ってしまう癖があるなら、
今日から「どうすればできるか?」に切り替えてみませんか。


私たちに「できひんもんはない」。

そう信じて進むことが、私たち自身の成長を大きく加速させてくれます。



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