みさき公園撤退
おはようございます!
人の力を活かし切る感動マーケティングで
“働き甲斐”と“業績”を同時に高め
あなたのビジョン実現を支援する
感動経営コンサルタント 佐々木千博です。
昨日は、コンサル2件に
ファシリテーション1件、会議1件
でバタバタでした。テーマは、
・新卒採用
・新事業開発
・企業組合の今後の体制構築
などバラバラですが、
マーケティングを軸に
すべて考えています。
マーケティング的発想って、
単なる広告・販売促進でなく、
相手に価値を届け行動してもらうこと
なので、応用範囲はとても広いですね。
6月スタートの講座では、
マーケティング思考の色々な
切り口を紹介できるので楽しみです。
みさき公園撤退
今日もよく仕事したぁ~♪と
思って帰りにニュースサイト
見ていたら、掲載されていました。
南海電鉄のみさき公園撤退。
知らない人に簡単に紹介すると
動物園と水族館と遊園地が合体
したような、大阪と和歌山の境にある
のんびりアットホームな園です。
最近まで行ったことなかったのですが、
行ってみたら、USJなどとも違う風情、
小さい子供とのんびり過ごすには
なかなかいいところで
気に入ったのですが・・・
来場者数半減
この公園、南海電車70周年事業
にて、できたそうですが、
レジャーの多様化もあって、
来場者数が
・1989年度に約72万人
・2017年度は約36万人
と半減してしまい、事業継続が
困難と判断されたようです。
高度成長期、バブルまでどんどん
伸びていた業界では、
かつての半減というところも
多いのかもしれません。
特に関西の遊園地では、
ひらパーは今もあるけれど、
伏見桃山城キャッスルランドも、
エキスポランドもなくなって
しまったし、
調べたわけではないですが
ディズニーとUSJ以外は
どこも厳しいような印象があります。
どんな環境・時流適応ができた?
みさき公園自体がなくなるかどうか?
は地元岬町と協議していくそうで
なくなるかどうかは分かりませんが、
こういう事業が継続するために
どのような手が打てたのかな?
と考えるのは面白いと思います。
・来場者数を増やす打ち手は?
・客単価、LTVをあげられないか?
・損益分岐点を下げられないか?
・自社だけで出来ることは何か?
・他社とコラボすれば出来ることは?
・総合遊園地から別業態に変革する
可能性はあったのか?
などなど。
検討してみても、やはり撤退が
一番妥当ということかも
しれませんが、身近なニュースから
考えてみることは、いいビジネス脳
体操になりそうです。
あなたは、地方の遊園地
ビジネスをどう考えますか?