根幹を一つ持とう

先日、市民大学でコミュニティづくりワークショップに参加してきました。
面白かったので、また、メルマガでもシェアしたいと思いますね。

さて、今日は根幹を一つ持とう!(一つだけにしよう!)という話です。

我々は自分を成長させたい、事業を成長させたいと日々思っています。

故に、日々いろいろと勉強します。
これは、望ましいことというより当たり前のことです。

この変化の激しい時代に、勉強せずに経営・仕事やり続けるなんて、
目をつぶって大阪~東京まで一人で移動するようなものですからね。

ただ注意点があります。
それは、私がかつてハマっていた罠。

もともと好奇心が強い私は、サラリーマン時代から自腹切って色々と
勉強に行っていました。

資格なども色々とりました。

独立・起業してからも、何百万のお金と何百日におよぶ膨大な時間を
成長のために投資してきました。

この投資自体は、経営者と企業の成長に貢献する経営コンサルタントという
仕事をしている以上、当たり前ですし、今も勉強も続けています。

では何が問題だったのか?

それは、自分の軸足を定めず、あっちこっちつまみ食いしていた感
が否めなかったということです。

大樹深根」という言葉があります。

樹は、根・幹・枝・葉があり果実がなります。

大きな樹には、深い根、強い幹があります。すごい大木が、もやしの
ような根、すすきのような幹なんてことはありえません。

自分の成長も、事業の成長も同じ。
会社で言えば、

根は、経営哲学・志・理念・在り方
幹は、ビジネスモデルと人財開発力
枝は、個々の「やり方」戦術
葉は、個々の業務

その先に、売上という実績や信用という果実がなります。

私は当初、ここでいう「枝」、技術・やり方・ノウハウと、それを証明して
くれる資格ばかりとっていました。

結果、本当に多くのやり方・知識(枝)を得ました。しかし、ずっとモヤモヤ
したものがありましたし、十分にやり方(枝)を使うことができませんでした。

ある時、経営コンサルタントの師匠に出会いました。

以来、その師匠の根(経営哲学・あり方等)を日々学びつつ、
枝葉も並行して磨くことにしました。

結果、同じ技術を使うにしても、自信をもって経営者の方にお伝えできるようになりました。

実行してもらいやすくなりました。
年商ももちろん増えました。

私の事業とあなたの事業は、
同じではありませんが、事業経営でもこの根幹枝葉果実の本質は同じです

つい、枝葉に目がいくことは、
私自身の経験からも非常によく分かります。

ですが、
並行して「根幹」を磨きましょう。

あなたの根幹は何ですか?
この根幹を磨く場や師匠はありますか?

日々の仕事の中でも、この「根幹」を少し意識すると、観え方が変わると思います。

少し時間つくって、考えてみてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です