研修冒頭のアイスブレーク、何を選びますか?

チームSKM 経営コンサルタントの吉田です。

「佐藤です。好きなおにぎりの具は梅です」
こんな自己紹介のカードゲームを
聞いたことありませんか?

これは、私が参加した研修の冒頭で
行われたアイスブレークの一例です。

研修の緊張した空気をほぐし、
参加者同士の距離を縮めるための工夫として
非常に効果的でした。

具体的には、カードには

「最近遊びに行った場所」
「タイムマシンで行ってみたい時代」
「最近ハマっていること」
「人生一度はやってみたいこと」
などのお題(計80種類)が書かれていて、
裏向きにして引きます。

答えにくければ次のカードへ。
笑いも生まれ、場が一気に和みます。

(実際この時には 各グループに
10枚程度のカードが配付され
グループ内のみで発表。制限時間は
グループで5分程度でした)

【その他のアイスブレークの例】

「短所を長所に変えたいとき」
 (48種類の性格カード)

  しつこい⇒ねばり強い
  おおざっぱ⇒おおらか
  淡泊⇒さりげない
  優柔不断⇒思慮深い
 このように短所は捉え方によっては
 長所になる
 このような自己認識をポジティブに転換する
 ユニークなカードゲームです。

・価値観を引き出すカードでは
 価値観や行動原理を引き出すカードです。
 エンゲージメントカードと言われ
 この類のカードゲームは多く存在します。

他にも最近受講した研修の中では
人間ビンゴも印象的でした。(準備物不要)

30人規模の研修で、5~6人のグループに分かれ、
グループごとのメンバー全員の共通点を探して発表。

 6人とも 〇〇同じ大学出身とか
      〇〇県〇〇市に縁があるとか
      干支が同じとか
 自己紹介をしながら 共通点を見出す
 これがなかなか揃わないんです。

全体での グループ発表では
ユニークな共通点には拍手。
一番大きな拍手のところが優勝!

心理的安全性の土台づくりに非常に有効的です。

現に楽しかったですが、ファシリテーターの力量も
影響されるかもしれません。

そして最後に紹介するのが

【「Good & New」】

もっとも一般的かもしれませんが、
これは、24時間以内の
「良かったこと(Good)」や
「新しいこと(New)」を1分以内で話すと
いうシンプルな手法。

「車を買った」、「娘が結婚した」
そんな大イベントでなくていい。

朝のコーヒーが美味しかった。
「庭の花が咲いて癒された」

そんな日常の小さな幸せでOK。

<なぜ「24時間以内」なのか?>
・記憶が鮮明で感情が出やすい。
・日常に意識(ポジティブ)を
 向ける習慣がつく
・誰もが平等に話せる条件になる
・新しい挑戦のきっかけになる


<Good & Newの目的とは>

【ポジティブ思考の習慣化】:
 日常の中からポジティブな要素を探す習慣化

【相互理解の促進】:
 日常のちょっとした出来事を話すことで
 その人の「興味」や「価値観」や
「人となり」が伝わる

【言語化・プレゼン力の向上】:
 1分で簡潔にまとめる力(要点を伝える練習)

【心理的安全性の醸成】
 緊張感を解きほぐし、発言しやすい雰囲気
 が生まれ、安心して話せる場になる。

【チームの活性化】
 ポジティブな話題から導入されることでの、
 会議や研修全体のムードが向上し、
 場の空気が前向きになります。 

<明元素言葉とのつながり>

Good & Newで発話される言葉は、
「ありがとう」「うれしい」「楽しい」
「よかった」「すごい」
など、まさに明元素言葉の宝庫。

ポジティブな言葉が飛び交う場は、
その場の空気を明るくし
ワクワク感が湧いてきます。
そして、前向きな行動、創造性を引き出します。


今日ご紹介したアイスブレーク手法は
ほんの一部にしか過ぎませんが、
是非、皆さんの朝礼、会議前、研修時に
取り入れてはいかがでしょうか


** 是非ご参加下さい *******

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