プレゼン力向上セミナーからの気づき
チームSKM 経営コンサルタントの吉田です。
皆さんも一度は
プレゼン力向上の書籍を購入したり
セミナーを受講された
経験をお持ちではないでしょうか
先日、とあるセミナーに参加し、
自分のプレゼンテーションの
「見えないクセ」に気づかされました。
【良いプレゼンとは?】
研修の冒頭、講師から『良いプレゼンとは?』と
いう問いかけがありました。
答えは
「プレゼンとは、聞き手の“変化を促す”ために、
自分の考えや意見を伝えること」
そして、プレゼンは相手への「プレゼント」という風に
見立てるという考え方に深く共感しました。
私は改めて『良いプレゼン』とは
「誰かに話したくなるもの
心を動かし、気づきを与え、行動を変えるもの」と
再定義しました。
【意外な落とし穴:フィラー語】
プレゼンの質を高めるポイントして、
「話す速度」、「抑揚」、「視線」、「姿勢」
「動き(身振りなど)」などがあげられますが、
今回特に注目したのが「フィラー語」です。
※フィラー語とは何か?
『フィラー語(Filler Words)』とは、
話の途中で無意識に挟んでしまう言葉のこと。
代表的な例には「あの~」、「えっと」、「その~」、
「う~ん」などがあげられます。
少し前になりますが、某監督の「おーん」は
有名ですね
研修では、スマートフォンで自分のプレゼンを撮影し、
グループでフィードバックを行いました。
そこで私自身驚くほどフィラー語を
使っていたことに気づかされたのです。
ちなみに私のフィラー語は3分間の
プレゼンの中で「えっと」、「え」、「あの」、
「まあ」、「でー」「その」の 6種類もあり、
合計で22回でした。
(正直 びっくりしました)
【フィラー語のデメリットとメリット】
聞き手にとっては
下記のような悪影響(デメリット)があります。
聞き手の注意が分散される
話のテンポの悪化
信頼性の低下
自信のない印象 など
ただ、フィラー語にもメリットがあり、
話し手にとっては
「思考の間を作る(言葉を選ぶ、考える)」
また、「緊張を和らげる」効果もあるようです。
とは言え、適度あればいいですが
多すぎたら聞き手へのデメリットの方が
大きくなります。
【セルフレビューとフィードバックの重要性】
プレゼン力を高めるには、
「自分の話し方を客観的に見ること」
そして、「他者の視点を取り入れることが
不可欠です。
セルフレビューの効果は
自分のイメージとのギャップに気づける
無意識のクセ(フィラー語、姿勢、視線など)の発見
他者のフィードバック
(他者は 評論ではなく、
「特徴を伝える」フィードバックが効果的。
人は批評よりも、気づきを促す言葉に心を開きます。
他者へのフィードバックをするときは
お互い
「相手のために、気づきを促す」
この意識が大事です。
【まとめ:フィラー語を味方にするには?】
フィラー語は、
完全に排除すべきものではありません。
むしろ、「意識して使う」ことで、
プレゼンの質を高めることも可能です。
重要なのは、「無意識」から「意識」への転換。
録画によるセルフレビューは、
その第一歩となります。
プレゼンは、単なる情報伝達ではなく、
人を動かす力です。
ぜひ一度、ご自身の話し方を録画してみてください。
「えっと」「あのー」の背後に、
思わぬ気づきや成長のヒントが
隠れているかもしれません。
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