口コミが経営を伸ばす時代 ~ 広告より強い“顧客体験マーケティング”とは

今日は、久しぶりにマーケティングの話をしたいと思います。


かつてのマーケティングは「売るまで」が勝負でした。
広告を打ち、売り場を整え、購入してもらえばゴール。

 

しかし今や、消費者はスマホで情報を集め、
レビューやSNSの声を頼りに「買う前に」判断を終えています。

ZMOT

Googleが提唱した ZMOT(ゼロ・モーメント・オブ・トゥルース)
ご存知ですか?

・広告で伝える以上に「実際に体験した人の声」が購買を決める時代。

・売った瞬間で関係が終わるのではなく、
 そこからが本当のスタートになる

ということを言っています。


■大企業に学ぶ「売った後の体験」の仕組み化

Coke ONアプリの事例

日本コカ・コーラの「Coke ON」アプリは、
自販機利用でポイントが貯まり、
顧客はお得を享受。一方で企業は
購買データを取得し、提案の精度を高めています。

これは単なる販売ではなく、「売った後の体験」
を設計し、顧客との関係を深める仕組みですね。

■中小企業の現場に見る「口コミを生む体験」

長坂養蜂場の採蜜体験教室

私もご縁の深い、長坂養蜂場では、子ども達に
ミツバチの恵みを体験してもらう採蜜体験教室を
毎年開催しています。この体験からファンになり、
リピートするお客様も。

背景には、単なるものうりではない、
お客様への想いと、深い体験をしてもらおうという
日々の創意工夫があります。
(次回、さんよし会のコンテンツです)


経営者に問われていること

 

私たちが忘れてはならないのは、

「いい仕事の報酬は次の仕事」
という真理です。

 

・売った後にどんな体験を届けるか?

・顧客にとって「話したくなる出来事」を
 どう仕組みにするか?


この問いに向き合うことが、これからの成長を決めますね。



次号予告:顧客体験デザインの最前線

次回は、観光地の事例から
「顧客体験のデザイン」を深掘りしますね。

地域や文化と結びついた体験設計が、
どのようにリピーターを生み出すのか?
一緒に探っていきましょう。



今日のメルマガでお届けした
「体験価値を高める取り組み」をまさに扱った内容を、
次回のさんよし会ではお届けします。

ぜひ一緒に、現場のインタビューを通し、
感じ・考えていきましょう。

 


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