これは無茶振りか?

昨日は、私が知る限り日本トップクラスの
理念経営企業「長坂養蜂場」さんと

共同主催で開催しているZOOM勉強会
「人が輝く会社づくり勉強会」の日でした。

▼長坂養蜂場▼
https://www.1183.co.jp/

その勉強会後のオプション座談会で、
受講者様と社長と従業員の方との対話
の中で、このような話がありました。

以下、私の感じたニュアンスで
その時の会話の骨子はこんな感じです。

従業員さん

『社長は、ニコニコと近寄ってきた
 と思ったら、ポロっと結構な
 無茶振りをするんですよ~♪
 (でも、それで成長させてもらってます)』

社長、

『いや、無茶振りしている感覚
 はないのだけれど・・・笑
 〇〇さんには出来ると信じてるし、
 それをお願いしているだけですよ。』

文章では上手く伝わらないのですが、
従業員の皆さんは、社長のことを
本当に尊敬していますし、

「無茶振り!」と少し思いつつも、
これは、きっと成長チャンスだ!と
思って取り組んで、最終的に成果を出し
成長しています。

なので、ブラック企業という風には
とらないでくださいね。

決してぬるま湯の会社ではなく、
理想に妥協しないという意味では
厳しい会社ですが、ぬくもりのある社風で
従業員がとても幸せに働いていて、
業績もずっと成長し続けている会社です。

私はこのように解釈しました。

社長は、従業員自身が私のキャパ・
能力を超えていると感じている以上に、
従業員のもっている本当の力を
信じ切っているのだな。

従業員一人ひとりの本当に
持っている力をずっと観ていて
その潜在力に対して、
俗にいう無茶振りという
成長の種をまいているのだな と。

出来ることを頼んでいるから
無茶振りではない。
むしろ、力をもっているのに、
それを発揮させきる舞台を用意
しない方が従業員に失礼とさえ
思っているのではないか?と。

一人ひとり、自分の持っている
天分・潜在力を100%発揮できて、
たくさんの「ありがとう」がもらえる
生き方が幸せな生き方と考える私の結論は、

これは本質的に無茶振りではない。

となりました。

そういえば、私もコロナ前に、
長坂養蜂場さんに、半年ほどの期間
にわたって、更なる飛躍の為の
ビジョン策定研修&ワークの依頼を
頂いた時、

あれも、これも、やりたい!

と、それはそれはたくさんの要望
を頂きました。従業員の可能性を
信じていて、従業員の成長と幸せに
ド・真剣だから、お任せにはならない
のだと思います。

ひぇ~~ それも詰め込みますか!?

と思いながらも、期待に応えたい!
と準備に想いと手間暇を沢山かけました。

物理的には、決して楽ではないのですが、
何だかそれがワクワク嬉しかった
のを覚えています。

そう考えると、私も長坂社長の
偽・無茶振りに鍛えてもらった一人
かもしれません(笑)

一見・無茶振り、しかし実際は
従業員の成長に向けたキラーパス。

経営者やリーダーの方は、
ぜひトライしてみてくださいね。