「非同期仕事」で日本語ご用心

三方未来よし経営(R)のビジョン達成を
社風・人財開発と
MVPマーケティング(TM)で支援する

(株)佐々木感動マーケティング
佐々木千博です。

★今日のCONTENTS★

1|「非同期仕事」で日本語ご用心

2|【YouTube】理念浸透のキーポイントは?


 1|「非同期仕事」で日本語ご用心




昨日、「非同期」で仕事できるか否かが、
組織の競争力にも影響してくると
いう話を書きました。


非同期でも仕事できるにも関わらず、
変わる事への心理的抵抗もあるのか?
対応できていない会社も多くあります。



もう言い切ってしまいますが、

「非同期」はコロナ禍の中の緊急措置
でなく、普通の働き方の一つです。

特殊な働き方でなく、普通のことです。
「普通」が出来ないということは、
これから先、競争で苦しくなっていくと
言えると思います。


同期的(対面、オンライン会議)仕事
から非同期的仕事に変えられない
理由は色々あると思うのですが、

本質的な理由の一つが、
「論理的にテキストで説明できない」
「テキストで伝えることに苦手意識がある」

ことではないか?と思っています。


ここには「日本語の特性」も大きく
影響しているように考えています。


日本人の日本語は、
ハイ・コンテキストな言葉です。

背景やニュアンスを共有して、
意思疎通するところがあります。
とても高度で豊かな文化と言語だと思います。


国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。


これは川端康成の「雪国」の一節です、
日本人には情景が思い浮かび、名文だと
思うのですが、ビジネスではどうでしょうか?

・誰が見たの?(主語は?動詞は?)

となります。

Google翻訳で英語にすると、
After passing through a long tunnel on the border,
  it was a snowy country.


でした。「it(それ)」は何?となりそうです。


ビジネスで状況説明をするなら、これでは不便で、
「トンネルを抜けた時、私は車窓から雪国の景色を見た。」

英語だと(英語ダメなのでGoogle先生頼みですが)
「As I passed through the tunnel,
 I saw the view of the snowy country from the train window.」



文学的な観点は度外視で書いていますが、
日本語は主語がなくても話せてしまいます。
動詞がなくても話せてしまいます。

対面やオンライン会議では、
何となくニュアンスで分かって
もらえることが多いですが、
非同期だと、このあいまいさが致命的にマイナス
になることがあると考えています。


多くのテキストのやり取りをしていますが、
SVのない文章は相当多いです。


日本語を使う私たちだからこそ、
非同期の仕事では特に、
以心伝心などは一切期待せずに、
英語的な明確さを意識していきたいものです。



(参考)

昨日、雪山さんから紹介させて頂いた、
【テレワーク ワンポイントレッスン】コミュニケーション2.0

2:36くらい~「非同期のコツ」話しています。

https://youtu.be/nuJljGQdT6Y

リモートワーク、テレワークでのコミュニケーションの取り方、
特に上司・管理職の立場で気を付けるべきポイントが
わかりやすく解説されています。


 2|【YouTube】理念浸透のキーポイントは?




多様性・ダイバーシティと言われて久しいですが、
企業としての一体感や一貫性と、
一人ひとりの個性と長所を活かしたダイバーシティ
経営の両立をさせるものは何か?

ダイバーシティと一体感・一貫性を両立する
のが理念経営です。

理念の暗記でなく、理念経営するために
必要なキーポイントを、素敵なステーキハウス
の事例をもとにお話ししました。

▼動画▼
https://youtu.be/603IpDxqaFY

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