リーダーに求められる折れない力AQ

チームSKM 佐々木千博です。


第四次産業革命と言われるこの激変の時代。
AI、デジタル化、働き方の多様化・・・
環境は待ったなしに変化しています。

私たちは、何もしなくても日々「変化」に直面し、
「試練」にぶつかります。対応できなければ、
組織も個人も簡単に淘汰されてしまう。

そんな厳しい現実の中で、私たちリーダーに必要なのは
「待ちの姿勢」ではなく、自らを成長させるための挑戦です。


挑戦とは、コンフォートゾーン(居心地の良い領域)
から一歩踏み出すこと。一歩踏み出すと必ず「壁」に出会います。

その壁にどう向き合い、どう乗り越えるか。
その力こそが、“折れない力”、AQ(Adversity Quotient:逆境指数)です。

 

AQとは?

ハーバード・ビジネス・スクールのポール・G・ストルツ博士は、
AQを「困難や逆境に直面したときに、どのように対処し、
それを乗り越えるかという能力」
と定義しています。

IQ(知能指数)が“頭の良さ”、
EQ(心の知能指数)が“心の良さ”を表すなら、
AQは“折れない心”といったイメージを意味します。

そしてAQは、後天的に高めることができるのです。


博士は、AQを4つの要素で測定します。

それが COREです。

すなわち、逆境に直面した時に、

・Control(コントロール)
 自分で出来ることに目を向けられるか?

・Ownership(責任)
 他責にせず自分事に出来るか?

・Reach(影響の範囲)
 問題を必要以上に広げずにいられるか?

・Endurance(持続時間)
 これは一時的だと信じて耐え抜けるか?

ということが重要だというのです。
この4つの姿勢が、折れないリーダーの真価を決めます。



私のAQが鍛えられた経験

私自身、AQが試された経験があります。

新卒2年目に任されたJ社の案件。
初体験でアサインされたサブ・プロマネ職。

システムにバグが連発し、私はお客様に頭を下げ続け、
現場からは協力が得られず、まさに板挟み。

毎晩午前様で帰宅し、悪夢で目が覚める日々でした。

正直、逃げたかった。でも、逃げなかった。

戦友にも恵まれ、必死にやりきった半年間。
結果として、ビジネスの基礎を徹底的に叩き込まれ、
戦友と呼べる仲間を得て、
「あいつ、逃げなかったよね」という周りの信頼を得ました。

あの苦しかった日々が、私のその後の20年以上の
ビジネスキャリアの土台になったことは間違いありません。


高AQの人の発想

私たちの周りには、想定外のトラブルが次々と起こります。

プレゼンの機材トラブル、顧客からの想定外の指摘、
部下の退職、急な組織変更…。

そんなとき、AQが低い人は
「なぜ自分ばかり」「もう無理だ」
と心を閉ざしてしまいます。

一方でAQが高い人は、
「ここから何ができるか?」に意識を切り替えます。

「なぜこんなことが起きたのか」ではなく、

「ここからどうするか」。

 

この発想の転換が、リーダーをリーダーたらしめる
のではないでしょうか?

(原因分析しなくてよいという意味ではありません)


AQは鍛えられる

そして忘れてはならないのは、
AQは後天的に鍛えられるということです。

困難に直面したとき、自分のCOREを意識してみましょう。

「この状況で自分にできることは何か?」

「どこまでを自分の責任として引き受けるか?」

「問題をどこまでの範囲に留められるか?」

「これはどれくらい続くと思うか?」


この問いを繰り返すことで、逆境のたびに心の筋肉が強くなっていきます。


リーダーは、壁を避けるのではなく、壁によって磨かれる存在です。

挑戦の先にある「折れない力」を、一緒に高めていきましょう。


そして、そんな仲間たちと成長を分かち合える場
さんよし会へのご参加もお待ちしています。


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