習慣化の最初の一歩の踏み出し方~両極端の2種類を紹介

チームSKM 佐々木千博です。


水曜日の上村さんのメルマガで「習慣が最強」とありました。
私も100%賛成です。

人生も、経営も、組織も、突き詰めれば
どんな習慣を「当たり前」にしているか?
で決まっていきます。

ただ、分かっているのに変えられない。
ここで多くのリーダーが立ち止まります。


それは意志が弱いからではありません。
変化の入り口には、脳と心の構造上の壁があるからです。

 

2人の強敵:ホメオスタシスとリミティング・ビリーフ

新しい挑戦をしようとする時、私たちの内側では
「今のままでいよう」とする強力なブレーキが作動します。

その正体が

・ホメオスタシス(恒常性維持機能)
・リミティングビリーフ(制限的信念)


です。

ホメオスタシスは、私たちを守るための本能です。
変化を「危険」とみなし、元に戻そうとします。

そこに、自分を制限する信念(ここでいう信念は、
自己認識・アイデンティティ、自己肯定感などに
近い潜在意識や思い込み・先入観のようなもの)

「私たちには無理だ」
「失敗したら評価が下がる」

という思考の癖が重なります。


この2つが同時に働くため、
変わろうとするほど、重く感じるのです。


往々にして、出来る人は、やっちゃえばいい!
とか、意思の力が弱いとか、本気でないからだ!
と言います。(私もあえて言うときもあります。)

その人にとっては、それが真実ですし、間違っては
いないですが、「その人にとって」であって、
自分がそのままフィットするかは別問題です。


では、どう最初の一歩を踏み出すのか。
ここで重要なのが、一定以上の経験で分かっている、
そして科学的にも研究され明らかになっていることを
踏まえた、2つの正反対のアプローチです。

どちらのアプローチがよいか?は
ケースバイケースですし、私は手法も
自分で選ぶことが大切かと思います。

 

1.自然体で変えていくアプローチ(ベビーステップ)

これは、ホメオスタシスを刺激しない方法です。

私は基本的に、このアプローチで、コツコツと
年単位で自己開発をしてきたと思っています。
「見違えるほど変わった!」と言われることは少ないですが、
10年前と比べたら別人のようになっていると思います。

ポイントは
「これ、本当に変化?」
と脳が感じるほど小さく始めることです。

たとえば
・毎朝30分の勉強 → 1分だけ本を開く
・毎日振り返りを書く → 日付だけ書く
・運動習慣 → ウェアに着替えるだけ

ここで大切なのは、
成果を出すことではなく、実行率を100%に近づけること

リーダーにありがちなのが、
「この程度で意味があるのか」と考えてしまうこと。


ですが、この方法の本質は
自己信頼を回復させることにあります。

「今日もできた」
この小さな成功が、
リミティングビリーフを静かに緩めていきます。

コツは、小さなことでも、自己承認を
山ほどしてあげること
です。
ここに厳しさは不要です。
私も、一日に一回は振りかえって、
今日のグッドを書き出したりしています。

時間はかかりますが、
疲れず、反動も少なく、
長期的な土台づくりに向いています。

 

2.短期集中・一気呵成のアプローチ

もうひとつは、
ホメオスタシスをあえて突破する方法です。

刺激的な方法で、正直しんどいですが、
目に見えて変わることもありますし、変わった人は
何人も知っています。
 
自己啓発系のセミナー・講座などは、
成果の見える化が必要なので、こちらの
パターンが多いように思います。

これは

「変わりたいテーマが明確」
「今の延長線では無理だと分かっている」

そんな時に強力です。


ポイントは3つあります。

<1>期間を明確に区切ること
「一生やる」ではなく、
「この2週間だけ、別人のようにやる」。

期限があることで、脳は
「非常事態」として許可を出します。

<2>環境を先に変えること
意志ではなく、物理です。
場所、人、時間割、情報。
元の自分に戻れない状況を先につくります。


<3>量を圧倒的にやること
考える暇をなくすほど動くと、
リミティングビリーフが入り込む余地がなくなります。

短期間で小さな成果が積み上がると、
「私たちには無理だ」という思い込みは、
事実によって静かに崩れていきます。


この方法の価値は、
ブレイクスルー体験にあります。

一度でも
「ここまで変われた」という体感を得ると、
次の挑戦の心理的ハードルは驚くほど下がります。



どちらでもよいし、ハイブリッドもよい

どちらが正解、ではありません。

・日常の質を安定して高めたいなら、ベビーステップ
・停滞を破りたいなら、短期集中

私たちは、テーマごとにこの2つを意図的に使い分けています。


私は自然体が好きなので、基本ベビーステップ派です。

ベビーステップだけはやり続けていて、
しかし、時折、セミナーや講座という場に飛び込んで、
場の力もお借りして短期集中型に挑戦することもあります。

ハイブリッドです。



「さんよし会」は、前者(ベビーステップ)寄りです。

無理矢理、何とかするのではなく、コツコツと
無理せず参加頂いて、続けている内に、
学びや仲間から刺激を受けて知らない間に
視座・視野・視点が変わり、スキルがあがり、
人生がよくなることを目指しています。


組織の成長は、リーダーの成長に掛かっています。
ベビーステップの環境の一つとして、
無料で無理なくZOOM参加できる「さんよし会」
も是非ご活用下さいね。


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イキイキ働きたいカッコイイ大人のベースキャンプさんよし会」
https://s-kando.com/service/sannyoshikai