心の報酬を大切に、熱量差ある人にも想いを寄せる
理念を核とした組織開発と事業開発で
働く人の幸福と、業績向上体質をつくる
三方未来よし経営®のパートナー
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
★今日のCONTENTS★
【Contents】心の報酬を大切に、熱量差ある人にも想いを寄せる
【Book】毎日更新
今日の読書「ザ・ラストマン」
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【Contents】心の報酬を大切に、熱量差ある人にも想いを寄せる
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昨日の続きです。
リーダー向け研修を受講頂いたSさんからも
研修後の状況など伺いました。
■Sさん
・私も長坂さんと同じように、朝、朝礼で、
「私、変わります!私、全力でやります!」
とものすごい熱量で伝えさせてもらって、
まわりからも、Sさん、どうしたんだ!みたいな
形で思われはしたんですけれど、
自分の熱量を高めて伝えることで、
ちょっとずつなんですけど、
周りが変わっていくという実感がすごくもてて
私が変わることで、いい影響を与えているんだ。
Yさんからも、私の影響受けてやってみようかなと
いう話がありましたが、その言葉が結構他の所からも
聞こえてきたりして、それがすごく嬉しくて
・逆に今少し悩んでいるというのは、
Yさんのように付いてこれない人がいるというか、
私の熱量に少し引いてしまうというか、
やる気が出ない人にどうアプローチしていこうか?
ということが悩んでいるところです。
たとえば、目標を達成した時に、長坂さんの場合、
報償とか称賛とか評価とかどうしているのか
知りたいです。
情熱が伝染することを実感されているとのこと、
本当に素晴らしいですね。
一方で、なかなか伝染しない人もいるが、
会社を変えていくために、どう関わっていけば
いいのか?という質問でした。
これに対する社長と、ぶんぶんファミリーのメンバー
の回答は以下のような内容でした。
■社長
・目標達成の表彰などはあまりない。
・基本的には心の表彰の方が大きい。
月間表彰などはモノは何もない。
心の報酬の方がやりがいに繋がっている。
・部署をまたがって頑張りを共有できるように
月間報償は今期から始めたが、
一票の人でも全員に必ずフィードバックしている。
■メンバー
・年間表彰と月間表彰があるが、仲間から
コメントを頂くのが何よりも励みになる。
年間表彰では、金一封もでるが、それよりも
皆のコメントを読ませてくださいという感じ。
モチベーションアップになる。
周りが、頑張ったね!とかありがとう♪と
思ってくれるのがご褒美になっている。
・若手スタッフがどんどん研修受けて
どんどん成長していくために先輩スタッフは
「すごいね!これできるようになったね!」
「次は、これできるね♪」といった
頑張ったことへのコメントを伝えたりとか
一緒に喜ぶということをたくさんしている。
うちは研修から帰ってきて、皆でバックアップ
したいという気持ちが強いので
そういった寄り添いの面でも一緒に成長できる
かなと思っています。
・熱の低いスタッフへの関わり方は、
むりやり何かを変えようとしても、
タイミング的に変わらない。
相手を無理矢理かえようとするよりは、
相手が嫌なことは何か?と知ることで、
その部分によりそうことがとても大切だと思う。
人それぞれタイプは違うので、
この人はこのタイプだね
あの人は、○○なタイプだねと、
先輩社員などからアプローチ
かけていくこともしている。
無理矢理に何かを変えようとはしません。
コミュニケーションと会話ってとっても大事
と思います。
とのことでした。
どんな相手でも、まず相手を理解しようとする。
理解しようとして寄り添うから、相手からも理解
されるということですね。
熱量が上がっている時は、自分はこんなに
頑張っているのに・・・となりがちですが、
そんな時こそ、研修期間中、日々の仕事を代わりに
頑張ってくれていた仲間の立場や思い・背景など
にも思いを馳せたいものですね。
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【Book】毎日更新・今日の読書「ザ・ラストマン」
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「AI分析で分かったトップ5%社員の習慣」によると
28社の調査で、一般社員95%の読書量は年平均2.2冊、
トップ5%社員は20倍の年48.2冊です。
社長は勿論、リーダーに読書は必須習慣ですね。
*「書評」や「まとめ」ではありません。
*太字部分は引用部分です。
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「ザ・ラストマン」
著者:川村 隆
(7000億以上の赤字から日立をV字回復させた方)
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物事は「始める」のも大変ですが、
「やめる」ことを決断するのも、
なかなか骨が折れるものです。
とくに長年、習慣になっていることを、
今日からきっぱり「やめる」というのは大変難しい。(中略)
最後まで戦って仕舞うと相当な赤字が出る上、
その事業の第一線で働いてきた人たちも
大打撃を受けます。
まだ黒字の段階で、売却するのか、
徐々に撤退すると、最小限のリスクで済むはずです。(中略)
前の役員に声をかけられました。
「テレビ事業から撤退したことで、恨み言でも言われるのかな」
と、私はちょっと身構えましたが、
その人は穏やかな表情でこう言ったのです。
「私がいた部門はなくなったけれど、日立全体
のためには、大変いい決断をしてくれた。ありがとう」
このとき、覚悟を持って決断し、
実行したことは必ず人の心に届くのだと実感しました。
「目先の痛みや恨み言を恐れない決断」
鬼手仏心という言葉があります。
例えば外科手術する医師は、
腹を切るという残酷なことをするが、
そこには人の命を救いたいという仏の心がある
というような意味です。
経営者は、目先の痛みや恨み言への恐れだけで
決断を覆さない「ある種の強さ」が必要なのでしょう。
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