「優しさ」と「甘さ」、「厳しさ」と「いじめ」

最近、部下に優しい管理職が
多いように思う。悪いことではない。

しかし、もしかすると、
部下に嫌われたくない自分の
「甘さ」だったりしないだろうか?

自分の自信なさ・勇気のなさを
代替するための「甘さ」だったり
することはないだろうか?

部下やパートナーのための
本当の「優しさ」には「厳しさ」が
含まれることが多いように思います。

昔、私がセミナー主催している時、
集客が上手くいっていないのに、
どうしても気持ちが乗らず、
行動が緩んでいる時がありました。

そんな時に、
登壇する講師から
言われたことがあります。

Facebookのメッセンジャーで一言、
「ちーちゃん、本気でやってる?」
「私達は本気でやっているよ」

一言だが、とても響いた。
グサッときて、本当に辛かった。

他の仕事も山ほどある、
他にやりたいことも山ほどある、
疲れで体調もちょっと微妙・・・
時間なんて全然ない・・・

理由は山ほどありました。
でも、これは、この仕事に関しては
言い訳に過ぎません。

勘の鋭い彼女のこと、
そんなことも察していたと
思うのですが、ズバッと言ってきた。

私はガツンと凹んだ。

が、一方で感謝もした。
他の仕事の状況は何も変わらないが、
行動量が戻ってきた。
そのセミナーは満席になった。

これは「優しさ」と「厳しさ」が
彼女に同居していたってことだと
思うんです。

私も彼女をリスペクトしている
ので受け入れられた。
ありがたいことです。

勿論、
「かつての私はこんなに苦労した」
「だからお前もやれ!」
ってのは、「厳しさ」ではなくて、
部下へのあてつけ・イジメで駄目です。

甘さでなく、イジメでなく、
本当に部下を思うなら「厳愛」で
いきましょう。

あなたは「厳愛」を
発揮されていますか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

在り方・考え方

前の記事

「楽」