卒業シーズンに思う「送り出す」という仕事

チームSKM 中川です。

今日も、ゆるーくやってまいります。
どうぞよろしくお願いします。

春の兆しが一気に出てきましたね。

この季節になると、
「卒業」と「入社」という言葉を よく耳にするようになります。

実は、我が家でもひとつ、 大きな節目がありました。

息子が大学を卒業し、 この春から社会人になります。

振り返れば、あっという間のようで、
ずいぶん長い時間でもありました。

地方の公立小中高から、
東京の大学へ進みました。

初めての寮生活をしながら
仲間とのかけがえのない時間を過ごしました。

昨年、自分で考えた就活をやりきりました。
そして、今春社会へと旅立ちます。

「今は、働くこと自体にワクワクしてる」

その一言を聞いて、 正直、うれしいなと思いました。
良く耳にする”自主的な人材”とは、
こういう気持ちになることではないかと感じたからです。


■ 子どもを“育てる”から、“送り出す”へ 

これまで、子育てとは、
「親が社会へ子どもを送り出す責任」なのだと考えていました。

いつか、自分の意思で立ち、自分の足で歩いていく。
そのために、どれだけ関わるか、という感じでした。

今は、子育てとは、
「親子がお互いを手放す準備期間」だと感じています。

最後は、どれだけお互いに手を離せるか。
そこに、子育ての本質があるように思います。


■ 経営も、同じではないか

翻って、経営のことを考えてみました。

人を育てる。
組織をつくる。

これもまた、
「ずっと面倒を見ること」ではなく、
「自走できる状態にすること」なのではないでしょうか。

優秀なリーダーほど、前に出ない。
それは、“任せている”のではなく、
“任せられる状態をつくっている” から。

そして最後は、
送り出せる。
任せきれる。

そこまでいって、はじめて「育った」と言えるのかもしれません。


■ 本当に大切なことは何なのか

子どもにとっても、
社員にとっても、

大切なのは、
「何をしてもらったか」ではなく、
「自分でやっていけると思えるか」 なのだと感じています。

先日、お手伝いをしている企業にて、
まずは、自分たちで目標を作る、
それを、経営陣が応援する、というご支援を行ってきました。

上から与えられた目標は、
自分たちの目標とはなりえません。
むしろ、部下は下を向きます。

「自分たちでやっていける!」

そう思える勇気を持ってもらう支援こそが、
経営サイドの仕事だと感じました。


■ あなたは、送り出せていますか?

つい、口を出してしまう。
つい、手を出してしまう。
つい、関わりすぎてしまう。

その気持ち、よくわかります。
私も、彼が高校2年生くらいまではそうしてきました。

けれど、これでは、
彼のためにうまくいかないな…と気づいたんです。


本当に相手のためになっているのか。

その関わりは、
“支えている”のか、

それとも、
“奪っている”のか。

一度、立ち止まって考える時間を持てたことは、
今となってはよかったと感じています。


この春、 ひとりの若者が社会へ出ていきました。
そして私は、「送り出す」という仕事をひとつ終えたような気がしています。

…いや、もしかすると
ここからが、本当の関わりの始まりなのかもしれませんね。


「自主的な人を育てる」

これは企業のみならず、
様々な組織における永遠のテーマと言えますね。

「部下が自走しない」「任せきれない」と悩む方へ。

さんよし会では、いい会社づくりというテーマに沿って、
自分事に落とし込んで考えていただく時間を皆さんと一緒に作っています。
ぜひ、皆さんと一緒に、「送り出す」仕事を作っていきましょう!


それではまた。


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