経営者の愛情と覚悟

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感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。

会社経営は、旗印に集う人生経営者
を輝かせ黒字にする幸せ増幅業。

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★経営者の愛情と覚悟

昨日は、人が輝く経営実践会フォーラム
（ヒトピカ・フォーラム）を開催しました。

過去に危機に立ち向かい
乗り越えた経営者のお話と、

まさに今、危機の中で奮闘する
道頓堀ホテル、橋本専務のお話を
聞きました。

インバウンドにフォーカスした
大阪のど真ん中のホテルなので、
コロナ禍の被害は甚大です。

実際に4月には、ホテルを閉める
決断をされています。

そして、今も、まだ夜（厳しい状況）
は続いています。

この厳しい状況の中で
取り組んでいることをお伝えする
ことで勇気になればとお話頂きました。

経営者としての、従業員への愛情
と経営することの覚悟がヒシヒシ
と伝わってきて感動しました。

この感動を文章で伝えるのは
至難の技ですが、
心に残ったエピソードを一つ。

ホテルを閉めた時、
従業員の方には休んでもらう
ことになります。

その中で、従業員だけでなく、
社会保険に入っておられる
パートの方にも、休業中の
満額給与支払を決断されます。

毎月、膨大なキャッシュアウトが
生じる中、この決断だけでも、
大きな覚悟が必要です。

アルバイトの方については、
休業中は、さすがに支給なしと
一度決めて連絡されました。

しかし、その晩、
心が苦しくて苦しくて
眠れなかったそうです。

短時間のアルバイトの方も
家族のように大切に思っている。

そして、2日後にアルバイトの
方も平均月額の満額支給を
決断されます。

このコロナ禍の中での
資金繰りの観点だけでいえば、
相当に厳しい決断です。

普通の経営者は、
まず、そんなことはしません。

しかし、それを上回る従業員
への愛情が、心をしめつけた。

そして、従業員を守り切るという
覚悟がアルバイトの方も含めての
全額支給を決断された。

そういうお話でした。

そういう経営者と働ける
従業員の気持ちはどうでしょうか？

勿論、この危機を乗り越えるために、
やるべきことは他にも色々あります。

実際、様々な取組みをされています。

しかし、

土台に働く従業員の皆様への愛情、
従業員を守りながら、必ず
乗り越えるという覚悟がないが
経営者にあるからこそ、
道は開けるのだと思います。

明けない夜はありません。

しかし、その夜を乗り越えるには、
経営者の従業員の方への愛情と、

従業員を守りながら、
絶対に一緒に乗り越えるんだ！
という覚悟あってこそ、
喜びの朝を迎えられるのだと思います。