プロフェッショナルといえば、どんな人?
あなたはプロフェッショナルと聞いて、
どんな人を思い浮かべますか?
または、プロフェッショナルとは、
どのような特徴をもっている人ですか?
と聞かれたら、どんな要件をあげますか?
私の場合、プロフェッショナルの要件は、
・誰よりも楽しんでいる
・学びや創意工夫・研究を欠かさない
・相手の事前期待を超える
・指名で仕事がオファーされる
・その人の存在で業種の価値まで高まる
(このレベルまでいくとすごい)
現代でいえば、「大谷翔平」はまさに、
これに当てはまるプロフェッショナルですね。
経営者なら、ソフトバンクの「孫正義」は、
当てはまるような気がします。
今も経営にワクワクしていると感じます。
私は要件から挙げて、当てはまる人を一人
挙げてみましたが、「プロといえば〇〇さん」
という人を思い浮かべて、その人をプロたらしめている
要素を挙げてみてもいいと思います。
例えば、「大谷翔平」でいえば、
・野球少年のように、野球に夢中
・野球のために、生活を制御している
(一般のビジネスパーソンで、仕事のために
私生活を設計している人は少ないと思う)
・常に工夫している。研究を欠かさない。
・世の中の常識に挑戦している(MLBで二刀流)
・多くの後進(野球少年達)の憧れになっている
・他を圧倒する実績、期待を超えている
・MLBの業界価値も高めている
という具合に出てきます。
先ほどとは、同じものは出てきませんが、
共通項も多いですね。
私の場合、そこまで有名ではないですが、
こうありたいという人に「三浦敬三」さんという
方が居られます。
101才まで山岳スキー・インストラクターとして活躍し、
ほぼピンピンコロリで生涯を全うした方です。
99才で親子4世代モンブラン滑降など
なしとげた方で、
生涯、スキーが大好き、もっと上手くなりたい
と、自炊・一人暮らしで、100才でも、
独自開発のトレーニングと
研究を止めなかった人です。
この方の特徴をあげると、
・スキーが大好き
・年齢などものともしない
(もう年だからなんて一般常識に囚われない)
・スキーの研究と工夫を欠かさない
・卓越した成果(99才でモンブラン滑降など)
・山岳スキーの魅力を伝え続けた
・一般の老人像を塗り替える生き様、生涯全う!
こうやって、何名か挙げてみると、
私のプロフェッショナル観には、実績以外に
・ワクワクしている、楽しんでいる
・好奇心をもち工夫や研究をし続ける
の2要素は、どうやら重要そうだということが
分かってきます。「艱難辛苦で何かをやり遂げる」
という人もスゴイとは思いますが、
私の理想のプロフェッショナルではないのです。
これは人それぞれでよいのですが、
仕事のスタンスなどが見えてきますね。
ぜひ、自分にとってのプロフェッショナルとは?
目指したいプロとしてのあり方や要素とは?
そんなことを書き出してみてください。
あなたの仕事をする上で大切にしたいことや
目指したいものが明確になってきますよ。
次回は、これをワークショップにした、
プロフェッショナルスピーチのお話をしますね。