習慣化には試練がつきもの ヒーローズジャーニーで考える
チームSKM 上村です。
怪我をして気づいたヒーローズジャーニー
最近、足を怪我してしまいました。
その原因は無理に走りすぎたせいです。
日常生活に支障が出るほどではありませんが
日課だったランニングや激しい運動を
しばらく控えなければならない状態です。
これまで私は、このブログで
「習慣化」をテーマに発信を続けてきました。
朝のルーティン
読書
ブログの発信
ありがたいことに、周囲の方からも
「いつもストイックですね」
「どうすればそんなに続けられるんですか?」
と声をかけていただく機会も増えていました。
しかし、今回の怪我をきっかけに、
「習慣の生態系」が崩れるとき
運動ができなくなる。
その分、他の習慣(学習・瞑想など)に力をいれれば良い。
そんなふうに思っていました。
ところが、一つ歯車が止まると、
連鎖するように他の習慣にも影響が出始めたのです。
運動による爽快感がなくなり
別のものでドーパミンを満たそうとしてしまい
それが食べ物や動画などになってしまう。
すると身体に悪い影響を及ぼしてしまい
思考力や集中力、忍耐力が衰えていく感覚がある。
具体的には脳への血流が滞るせいか、
デスクワーク中の思考も重くなっていました。
ここで気づかされたのは
習慣は単体で存在しているのではないということです。
習慣は、互いに影響し合い
支え合う「生態系(エコシステム)」のようなもの。
私の場合、運動という中核が抜けたことで
全体のバランスが崩れてしまったのです。
ヒーローズジャーニーという視点
この停滞感の中でふと思い出したのが
「ヒーローズ・ジャーニー」という概念です。
神話学者ジョセフ・キャンベルが提唱したこの構造は、
古今東西のあらゆる物語
(スターウォーズ、ハリーポッター、鬼滅の刃など)
に共通する物語の型です。
物語の主人公は、最初から最後まで無敵ではありません。
必ず途中で大きな壁にぶつかり、挫折し、足掻きます。
むしろ、「壁のない物語」は、誰も読みたいとは思いません。
葛藤があるからこそ、その後の変化に価値が生まれるからです。
「今の私は物語の『試練のフェーズ』にいるだけなんだ」
そう捉え直したとき、少しだけ心が軽くなりました。
順調なときだけが習慣なのではなく、
この停滞こそが、物語を深めるために
不可欠なプロセスだと思うようにしました。
習慣の真価は「戻る力」に宿る
多くの人は、習慣化を「完璧にやり続ける技術」
しかし、人生には必ず「挫折」や「ノイズ」が入ります。
・突然の怪我や病気
・仕事の急激な忙しさ
・家族や環境の変化
これらを完全に排除することは不可能です。
だからこそ、本当に大切なのは「崩れないこと」ではなく、
「崩れたときに、どう戻るか」という
レジリエンス(回復力)ではないでしょうか。
習慣が止まってしまったとき
私たちは自分を責めてしまいがちです。
「やっぱり自分はダメだ」と物語を強制終了させてしまう。
でも、ヒーローズジャーニーにおいて、
主人公が一度倒れるのは「敗北」ではありません。
これは「変容」への準備です。
「できないこと」を数えるのをやめる
私も今はまだ、全力で走ることはできません。
そこで私は、意識のベクトルを切り替えることにしました。
コーチングの世界では、「欠乏(欠けているもの)」ではなく
「資源(あるもの)」に目を向けるという考え方があります。
走れない代わりに、足を使わない筋トレをして新陳代謝をあげる。
浮いた時間を使って、積読(つんどく)
「できないこと」に執着するとエネルギーは枯渇しますが、
「できること」
これもまた、物語を前に進めるための戦略です。
私は今、ヒーローズジャーニーではまだ「試練」の途中にいます。
怪我が完治し、再び走り出せるとき、
私は以前の自分と全く同じ状態に戻るわけではないでしょう。
体力は落ちており、せっかく10キロを楽に走れる身体から
身体にムチ打ちながら走らないと走れない身体になってしまったか
しかし、「動けない時期に、何を考え、どう過ごしたか」
その経験という名の宝物を持って、新しいステージへ「帰還」
『ドラゴンボール』の孫悟空も
ラディッツとの戦いで死んでしまい、天界へと向かいました。
愛する仲間たちと離れ、
その「不在の期間」があったからこそ
彼は以前とは比べものにならない強さを手にして帰還し
その後の世界を救いました。
『ONE PIECE』のルフィも
頂上戦争で義兄のエースを失い
心身ともにボロボロになったルフィは立ち止まり
己の弱さと向き合い修行をしました。
そこで新技術の土台を築きました。
修行に打ち込んだ2年間が物語の大きな転換点となる重要な期間で
もし皆さんの中にも何かの拍子に習慣が途切れてしまい、
自分を責めている人がいたら、こう伝えたいです。
「安心してください。あなたは今、
物語はまだ終わっていません。
むしろ、ここからの「逆転劇」こそが、
あなたの人生という物語を一番面白くしてくれるはずです。
これは実は私自身にもかけている言葉でもあります。
さんよし会のコンセプトの一つは「共に育つ」「共に学ぶ」
私も今、挫折の途中。
一緒に学び実践していきましょう!
ちょっと物語っぽい口調で今日はお伝えさせていただきました…笑



