ほめ達としての生き方

チームSKM 水村です。

これが2回目のメルマガとなります。

よろしくお願いします。



早速ですが、日々の仕事や人間関係の中で、
「どうしてうまくいかないんだろう」と感じることはありませんか。  


同じ出来事でも、前向きに進める人と、気持ちが沈んでしまう人がいます。

その違いは、能力や環境だけではなく、“物事の捉え方”にあります。

 

そこで今回ご紹介したいのが、「ほめ達(ほめる達人)」という考え方です。


ほめ達とは、一般社団法人日本ほめる達人協会が提唱する
「ほめる力」を高めることで人や組織の可能性を引き出していく
考え方・スキルのことを指します。


ほめ達のいう「ほめる」とは、価値を発見することです。
単に相手をおだてたり、お世辞を言ったりすることではありません。
良いところだけを無理に見つけて言葉にすることではありません。

 

物事の価値を見つける力、違いを認める力、
そして相手の可能性を信じて関わる力。
これらを総合したものが「ほめる力」です。

 

ここまで熱く語ってしまいますが、
日常でもよくあることですよね。

 

例えば、仕事でミスが起きたとき。

 

上司が部下に対して「なんでこんなことをしたんだ」と責めることもできます。

一方で、「この経験から何が学べるだろうか」と捉えることもできます。

 

ほめ達は後者の視点に立ちます。

 

価値を発見することで、
同じ出来事でも成長の機会へと変えることができます。

 

また、人に対しても同じです。  

相手の欠点やできていない点に目を向けるのではなく、
「この人の強みは何だろう」「どうすればもっと力を発揮できるだろう」
と考えることで、価値を発見しにいく。

この関わり方が、相手の行動や意欲を大きく変えていきます。

 

もちろん自分自身の心のスタイルも大きく変わっていきます。

 

特に中小企業においては、一人ひとりの力が業績に直結します。
限られた人員の中で成果を上げていくためには、
個々の能力を最大限に引き出すマネジメントが不可欠です。

その際に、「できていないこと」を指摘し続ける関わり方と、
「できていること」や「可能性」に目を向ける関わり方とでは、
組織の空気も結果も大きく変わります。

 

実際の現場でも、例えば上司が部下の行動や努力を具体的に認めることで、
部下の報告・連絡・相談が活発になり、ミスの早期発見や改善スピードの
向上につながるケースがあります。

これは単なる“雰囲気づくり”ではなく、
生産性やリスク管理にも直結する重要な要素です。

 

また、中小企業診断士として事業者支援に関わる場面でも、
この視点は大きな意味を持ちます。
課題の指摘だけで終わってしまうと、
「分かっているけど動けない」という状態を生みがちです。


一方で、これまでの取り組みや強みに光を当てた上で、
事業者の課題を整理すると、相手の社長も
「やれそうだ」「もう一歩進めてみよう」という
前向きな行動につながりやすくなります。


一方で、「ほめるのは苦手」という意見も多く聞かれます。

「どうせお世辞に聞こえてしまうのではないか」と感じる方もいるかもしれません。

ですが、ほめ達で大切にしているのは、テクニックではなく“視点”なのです。

 

目の前の出来事や人の中に、価値や意味を見つける。
その習慣が身につくことで、自然と言葉や関わり方も変わっていきます。
無理に言葉を取り繕う必要はなく、
見えている世界そのものが変わっていくイメージです。

 

そして興味深いのは、ほめることで変わるのは
相手だけではありません。

自分自身も変わります。  

物事の良い側面に目を向ける習慣は、
自分自身の感情や思考にも大きな影響を与えます。

ストレスを感じにくくなり、意思決定も前向きでスピーディーになるなど、
経営者自身の状態の安定にもつながります。

 

これからの時代は、多様な価値観を持つ人たちと
協力しながら成果を出していくことが求められます。

その中で、「違い」を否定するのではなく、
「価値」として捉える力は、ますます重要になっていくでしょう。

 

ほめることは、単なるコミュニケーション技術ではなく、
人や組織の可能性を引き出す“考え方”にもつながります。

そしてそれは、特別な人だけが使えるものではなく、
日々の関わりの中で誰でも磨いていける力でもあります。


このメルマガでは、そんなほめ達の考え方や、
日常や仕事の中で活かせる具体的なヒントをお届けしていきます。

少しでも皆さんの経営や支援の現場で役立つきっかけになれば幸いです。


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