予想外の出来事はキャリア形成のチャンス!
おはようございます♪
一人一時間あたりの稼ぐ力
(人時生産性)を増やし
働き甲斐と業績を最大化する専門家
感動経営コンサルタント 佐々木千博です。
今日は久々に、
キャリアコンサルタントの視点から
お伝えしたいと思います。
これからの時代、
会社経営者かサラリーマンかどうか以前に、
人生経営者として、どうお役立ちし稼ぎ、
どう生きるのか?の時代になっていきます。
そんな観点から、アメリカのキャリア
カウンセリングの大御所、
クルンボルツ博士の理論から、
この先の見えない時代・状況に対する
ヒントを探したいと思います・
予想外の出来事はキャリア形成のチャンス!
クルンボルツ博士は、計画された偶発性理論
(プランドハップンスタンスセオリー)という
ものを提唱されました。
ざっくりというと、
キャリアは自ら計画し、計画通りに自ら
つくりあげていくという従来の主流的な
考え方ではなく、
むしろ変化の激しい時代において、
あらかじめキャリアを計画したり、
計画したキャリアに固執したりすることは
非現実的であり、すべきでない
というようなことを主張されました。
この理論では、キャリアの8割方・
つまり大半が実は、予期しない
出来事や偶然の出会いによって
決定されると考えます。
その予期しえない出来事や偶然に
対する姿勢として、
ただ待つだけでなく、自ら創り出せる
ように積極的に行動する。
周辺環境に神経を張り巡らせて
出会った偶然を意図的・計画的に
ステップアップの機会へと変えていく。
そんなキャリアとの向き合い方、
築き方をすべきと提唱されました。
ここまでは、キャリア観なので、
人生観によって、またスタイルによって
好き嫌いは分かれるところかもしれません。
どちらが正しいということでは
ないと思いますし、どちらかが10割
ということもないと思いますが、
VUCA 不確実の激変期に
マッチした捉え方と私は思っています。
その上で、偶然をキャリアに活かすために
5つのスキルが必要と
クルンボルツ博士は言っているの
ですが、これはまさに今の時代に
大切にしたい姿勢だと思っています。
ご紹介します。
【偶然をキャリアに活かす5つのスキル】
1.好奇心
常に新しい学びの機会を探求し続けること
2.持続性
失敗に負けずに、努力をし続ける
3.柔軟性
状況に応じて、今までの考えや方針
に固執せず概念、態度、行動を変えること
4.楽観性
新しいチャンスは必ずやってくる。
それを自分のものにすることができると考える
5.冒険心
結果が見えない、不確実な場合でも
リスクをとって行動を起こす
この5つのスキルを使いこなせる人は
人生の質が深められるとのことですが、
私もそう思います。
そして、今はこれらのスキルを
磨く絶好のチャンスです。