社長インタビュー(3)一貫性・ブレない力~石坂産業~

理念を核とした組織開発と事業開発で
働く人の幸せと、業績向上体質をつくる


三方未来よし経営®のパートナー
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笑顔あふれる働き方と経営の共育コミュニティ
「さんよし会」主催の佐々木千博です。


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 社長インタビュー(3)
 一貫性・ブレない力~石坂産業~
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(全天候型の工場と、独自開発の電動重機)


石坂産業は、産業廃棄物中間処理業をされている会社です。

▼石坂産業株式会社▼
https://ishizaka-group.co.jp/vision/vision


約3年前にお伺いした時と比べても、
一段と高みに登ったあり方と取り組みを
働く方、専務、社長から感じて帰ってきました。


特に最後の、主に台湾企業の経営者・後継者と
社長との質疑応答が圧巻だったので、
それを一つずつ、複数回に分けて、
お伝えしていきたいと思います。

リアルに見学して、対面で聴くのとは
感じるものは正直全く違うと思いますが、
内容的なエッセンスは共有できると思います。


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Question

当時、若いスタッフをたくさん入社させた時に
まだ環境的にはそう強くないので、
どういう風に語って、彼らが一緒に
あなたが持っている夢に向かって、
やってもらうために、どういうコミュニケーション
を取られたんでしょうか?


Answer

毎日現場を歩くこと、
ヘルメットをかぶって社員の人達に声をかける。

例えば、重機に乗るのに、足を組んでいる人、
後はガムを食べながら仕事をしたり、
ヘルメットの紐をちゃんとかけていない
こういう人達に声をかけて、
やめてほしいと頼みました。

それを繰り返し、繰り返して、
それをやりたくない人達が会社を辞めました。

新しい人達にISO、社会が求めている
安全ルールを共有しました。

初めて色々なマニュアルを創りました。
それは社員の人達からすると、
すべてがルールでした。

でも、今、私は、社員の人達に伝えています。
それはルールではなくて、
わたしたちのポリシーだということです。

そうやって、どういう私達でいたいか?
どういう会社でいたいか?
多くの人達に、見て、聴いて頂いて、
いい会社だなぁ~と思ってくれるお客様が
増えるように行動しました。


お客さんの方にお願いしたことも
いくつかあって、
一つはサンダルで来ないで。
一つはくわえタバコをしないで。
近隣でクラクションを鳴らさないで。

こんなことをいうと、お客様が、
「なんでお前のところ、そんな殿様商売しているんだ!」

でも、私達のそのポリシーは曲げなかったんです。
それをずっと繰り返していくと、
お客様は「石坂は徹底している!」と。
「信頼できる」と。

「だから、廃棄物をお願いしたい」って
徐々にお客さんが増えてきました。

なので、続けること。
言い続けること。
ものすごく大事だな
ということを学びました。


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社内でも、社外でも、
ぶれない一貫性は、信頼信用、力になります。

その場の空気や、損得で揺らがない
ブレないものを自分の中にしっかり
もつことが大切ですね。


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