コンサル冥利につきる

私が中小企業診断士を取得して、
まだ2・3年目(企業に勤めていました)の頃、
はじめて企業様支援に関わる機会を得ました。

もう12年前とかのお話です。

当時の私は、資格は取得したものの机上の空論
というところがあり、せっかく学んだ知識を
企業様のお役に立てたいという想いで、
悶々としていました。


その時、私は、USP研究会というマーケティング
の研究会に所属していたのですが、
研究会として、I商工会議所様の会員企業様を
ご支援する機会を得ることができました。


その時にお世話になったI商工会議所の
室長さんが、社労士として独立起業される
ということで、お世話になった事業者さんと
中小企業診断士の有志での卒業式に
参加してきました。

行ってみると10年ぶりくらいの
仲間も居たりして、とても懐かしく、
でも、ずっと会っていたかのように、
現在進行形の話もたくさんしました。

当時、本当に一緒に一所懸命取り組んだ
のですが、その時の戦友は皆、とても
素敵なままでした♪


さて、そんなI所長の卒業式なのですが、
私達と一緒に取り組んで嬉しかった
こととして、こんなお話をされました。


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もう10年以上前に、ご支援した企業様が
今も踏ん張って頑張って頂いている。

あの時、診断士の先生に囲まれて、
根堀り葉掘り聞かれたり、提案されたり
して、あそこまでやったもらったのに、
ここでやめたら何やねん!と叱られそう(笑)

支援が終わった後も、今も見守ってくれて
いるようで、大変なこともあったけれど、
今も続けている原動力になっている。

一社ならぬ、複数社の経営者が
経営相談員の私に話をしてくれる。

これが嬉しい。

~~~


そんなお話でした。

いや、私も嬉しすぎる!


当時は、勤務先の仕事を終えてから
毎週夜遅くまで、(副業なんてないので)
本当に手弁当で、皆で、どうすれば、
それぞれの企業様の経営がよくなるか?
知恵を絞って、あれこれ議論して、
採算度外視で、何十ページの提案書を
作ったりしていました。


支援をする時も、どんないい提案をするか?
ということも勿論大切なのですが、
どんな想い・姿勢で向き合うか?を
経営者の皆様が、見てくれている。

その向き合う姿勢が、経営者様の勇気
にもなっているんだと思いました。


読者のみなさまのお仕事は
それぞれ違うと思いますが、どんな仕事であれ
相手の本気を引き出したり、
頑張る勇気を与える仕事をしていきましょう♪