神様に何をお願いしますか？
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「さんよし会」主催の佐々木千博です。
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神様に何をお願いしますか？
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昨日紹介した、
書籍「ちっちゃな自分、さようなら！」から。
著者の山崎拓巳さんは、高校で陸上部に入り
全国にいける種目を探して400ｍハードルを
選んだそうです。
そして成果を出しつつある中、県の400ｍハードル
の覇者の指導者Tさんのもとに足を運びます。
教えを受けながら、高校3年で県一位に
なるのですが、走るのが怖くなります。
以下、少し長くなりますが、引用します。
～～～ 以下、引用 ～～～
とにかく、走るのが怖くなった。
悩んだ。
いや、考えた。
このつらさはボクだけ？
本当に強い選手はどんな強靱な精神力を持っているのか？
それとも特別な考え方があるの？
そんなものがあるなら知りたい。
ボクは、T先生の教え子たちに、そっと話を聞きに行った。
彼らは、年下の中学生。だけど、恥ずかしいとは感じない。
ボクは、ただただ知りたかった。
「ちょっと、君」って中学生の100ｍの選手をつかまえた。
「T先生に、走る前、どう考えるように教えられてるの？」
「『神様、勝たせてください』ってお祈りするのでなく、
『神様、何も応援していただかなくてよろしいです。
だけど、このレースが終わったときに、一個だけ
次の練習への課題をください』ってお祈りして、走るように
っておしえてもらってます」
ボクは正直、ビックリした。
ガツンときた。
想像していたのは豪快な精神論。
目の前に現れた謙虚で力強い思考方法にたまげた。
神に勝つことをお願いするのではなく、
次の試合までの課題発見を願う。
（中略）
「勝たねばならないチャレンジ」と意味を与えていると・・・。
「勝つことへの恐怖」として壁は存在する。
「次のレースまでの課題発見の場」と意味を与え直すと・・・。
「学ぶことへの喜び」として壁は姿を変えるのだ。
出典：ちっちゃな自分、さようなら！ 山崎拓巳著
～～～ ここまで ～～～
ん～、着眼がスゴイな！と思いました。
「人事を尽くして天命を待つ」でもないんだ。
もう、今の結果でなく、その先に続く成長機会を
得ることをお願いするんだ～♪と。
自転車でも足下に視点を落とすと不安定・ふらつく
けれど、遠くに目線をやると安定する。
本来の自転車の安定感が出てくる。
そんな中で、自転車で風を切る喜びが出てくる。
そんな感じでしょうか？
成功は100％保証はされないが、
成長は100％保証されている。
人生には、成功と挑戦中しかない。（諦めなければ）
成長の先に、成功が待っている。
原因と結果の法則。
目先の結果そのものよりも、
今のあり方・成長を問いたいと改めて思いました。
PS.
書籍「ちっちゃな自分、さようなら！」
とっても読みやすく、しかし本質的でいい本です。
おすすめです。ご興味あればどうぞ♪
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