TTP・CKP・DKP

【前回の答え合わせ】

TTP・CKP・DKP


徹底的にパクる（派生形でTTPT；徹底的にパクりたおす）
ちょっと　変えて　パクる
どんどん　変えて　パクる


これは、守破離にも通じますね。

まず、しっかり守る。

しかし何かを作るには
少し変える必要があります。


そこでCKP

ちょっと変えてパクるんですね。


私はアイデア発想のコツとして
「ちょっと、ずらす」
と言ったりしますが、

例えば、日本のラーメンなどは、
中国のラーメンを日本人に会うように
ちょっとずつアレンジして
日本風ラーメンになったのではないでしょうか？


牛丼でいえば、「吉野屋」が圧倒的老舗ですが、
事業規模は圧倒的後発の「すき家」の方が大きいです。

「すき家」がただマネをしたのかと言えば
恐らくターゲット設定が少し違うと思うのです。

これは勝手なイメージですが、

吉野屋は男が一人で入って、かきこんで、
あぁ～美味しかった♪

すき家は、ファミリー層も顧客イメージに
入っているように思います。

個々の商品バリエーションの違いや、
出店戦略その他、調べると色々設計思想が
違うところもあるはずです。



その先は、DKT。
大胆に変えて行くということで、
守破離でいえば、離　ですね。


ここでもパクると残ります。
根っこの大切なものを継承していたりするものです。

守破離のもとの言葉は

千利休の教えを広めるために、
それを歌の形に詠んだ「利休道歌」
の中のひとつに、

『規矩作法 守り尽くして破るとも
　離るるとても本を忘るな』

というものがあります。
これが守破離の言葉の元ではないか？
と言われているようです。


が、ここにも

『離るるとても本を忘るな』

とあります。

根本を忘れるなとあります。

どんどん変えても、根本からは
目を離してはいけないよということですね。


TTP・CKP・DKP

この後ろ二つは経験豊富な
ベテラン経営者の造語で、
バーでサクッと教えてもらった小ネタ
ですが、私流に解釈して共有
させていただきました。


パクるは正義。
どんどん、よいパクリをしていきましょう。